おからパウダーのダイエット効果とは。痩せるパターン、太るパターン[管理栄養士監修] (2/3)
おからパウダーで太る人のパターン
おからパウダーはダイエット効果が期待できる食品ですが、100gあたり300~400kcalほどエネルギーがあります。そのため、食べ過ぎると太る原因につながります。
また、おからパウダーに含まれる食物繊維によって便秘を起こし、体重増加している可能性も考えらます。
おからパウダーで太ってしまった場合、使い方や使う量を見直しましょう。以下に、太る原因を詳しく解説します。
太る原因1 使い方が適切でない
おからパウダーを摂り過ぎている場合、痩せるどころか太ってしまいます。
おからパウダーは、ダイエットに良い食材ですが、エネルギーはあります。(商品によって異なりますが、100gあたり300~400kcalほど)そのため、食べ過ぎればもちろん太ってしまいます。
おからパウダー以外を食べすぎている場合も、太る原因になります。おからパウダーは、摂取カロリーを0にするものではありません。
太る原因2 便秘を起こしている
おからパウダーは、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」が含まれています。ストレスや自律神経の乱れが原因のけいれん性の便秘の場合、食物繊維を摂り過ぎることで便秘が悪化する可能性があるのです。
けいれん性の便秘の人は、おからパウダーの量を減らし、運動習慣をつける・規則正しい生活を行うなどを意識して、まずは便秘を改善しましょう。
おからパウダーダイエットのデメリット
おからパウダーは栄養豊富ですが、摂り過ぎると以下の症状が懸念されます。
- 摂りすぎるとエネルギーオーバーになり、太る可能性がある
- 人によっては、便秘が悪化する可能性がある
量を調節して使用しましょう。また、ストレスで便秘が起きやすい人や、大豆アレルギーがある人は、使用を避けましょう。
おからパウダーダイエットのやり方
おからパウダーダイエットは、おからパウダーを飲み物や料理に混ぜるだけ・かけるだけでOK! ご飯を炊く時に入れる、料理を作るときに混ぜ込むという使い方もできます。
おすすめの摂取タイミングは、食事の前です。食事の前に水などカロリーのない飲み物に混ぜて飲むことで、お腹にたまり、食べ過ぎ防止になります。
おからパウダーの量
ダイエット目的の場合、1日20〜50g程度のおからパウダーを摂取しましょう。毎食摂るのであれば1食大さじ1杯程度を摂れればOKです。
食物繊維を補給する目的であれば、1食に小さじ1杯ほどでも良いでしょう。
おからパウダーを入れたらどんな味になる?
おからパウダーを飲み物や料理に混ぜても、ほとんど味は変わりません。
ただ、粒子が粗いおからパウダーを飲み物に混ぜた場合、口に残る感じがあります。飲み物に入れる人は、微粒子のおからパウダーを選びましょう。
どんな飲み物・料理に入れるのがおすすめ?
どんな飲み物でも問題ありませんが、温かい飲み物に混ぜると豆乳のような香りが際立つので、豆乳好きな人にはお勧めです。豆乳の香りが苦手な人は、冷たい飲み物に入れるかコーヒー(無糖)のような香りの強いものに入れましょう。
食べ物の場合、ハンバーグやチヂミ、お好み焼きなど、味のあるものであれば違和感なく食べられるでしょう。
入れるのをおすすめしないもの
スープやラーメン汁などに入れて飲み干すとなると、その分、塩分や油分も摂ることになり、肥満に繋がる可能性があります。
おからパウダーのダイエット効果はいつから出るのか
おからパウダーのダイエット効果は、2〜3ヶ月程度で感じられるでしょう。
変化の感じ方には個人差がありますが、継続していれば、カロリーカット・代謝アップにつながり、体重や体脂肪に変化が出てくるでしょう。
便秘解消効果は、数日〜1週間程度で感じる場合もあります。
おからパウダーダイエットは50代以降からでも効果ある?
おからパウダーは、50代の人のダイエットにもおすすめです。
50代は、基礎代謝が落ちてくる世代です。おからパウダーに含まれるタンパク質によって基礎代謝アップをサポートできるため、若々しい体づくりに役立ちます。
その他にも、血糖値の上昇を防ぎ、生活習慣病を予防する、骨粗鬆症を予防するなどの健康効果も期待できます。
おからパウダーのダイエットレシピ
おからパウダーを使用したダイエットレシピを、管理栄養士に教えてもらいました。料理初心者でも簡単にできるレシピなので、ダイエットに取り入れてみましょう。