2023年10月16日

朝と夜に“コレ”を飲むだけ!睡眠ホルモンを促す「身近な食べ物」 (3/3)

大豆製品に含まれるたんぱく質が、生活習慣病を予防する

また、味噌などの大豆製品に含まれるたんぱく質が「アディポネクチン」と呼ばれるホルモンの合成を促し、これによって血糖値を正常に保ち、糖尿病の発症を予防する効果も期待できると言います。

くわえて大豆にはコレステロールを低下させる成分が含まれており脂質異常症の予防に繋がる可能性があります。

さらに1日1杯程度の味噌汁のある食生活が、血管年齢を10歳程度改善する傾向があるとする研究結果もあります。

プロフィール

坪田聡(つぼた・さとる)

雨晴クリニック院長、日本睡眠学会所属医師。睡眠専門医、医学博士。日本睡眠学会所属。医師として診療に当たるうちに、睡眠障害がほかの病気の発症や経過に深く関係していることに気づき、高齢者を中心に睡眠障害の治療を開始。その後、治療から予防に重点をシフトし、「快眠で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、睡眠の質を向上させるための指導や普及に尽力。著書『専門医が教える毎日ぐっすり眠れる5つの習慣』(三笠書房)、『睡眠は50歳から「老化」する』、『朝の「二度寝」でストレスが消える!』など多数。

篠原絵里佳(しのはら・えりか)

管理栄養士・日本睡眠改善協議会認定 睡眠改善インストラクター。総合病院、腎臓・内科クリニックを経て独立。チーム医療に邁進する中で睡眠の重要性に気づき、睡眠改善インストラクター、睡眠健康指導士を取得。食事と睡眠の観点から健康と美容にアプローチする「睡食健美」を提唱している。

<Edit:編集部>

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