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2023年12月9日
足がつるのは「コレ」が不足してるから!つった時の対処法も│医学博士が解説
突然やってくるこむら返り。鋭い痛みに悶絶したことがある人も多いでしょう。そんな「足がつる」という現象が起きるのは、「あるものが不足してるから」らしいという話を聞き、医学博士に聞いてみました。
足がつるのは何が不足しているから?
水分不足
体内の水分が不足すると、血流不良を起こします。
血行不良が起こると、筋肉が収縮しやすくなるため、足がつりやすくなります。
ミネラル不足
以下のミネラル成分が不足していると、足がつりやすくなります。
- カリウム
- ナトリウム
- カルシウム
- マグネシウム
これらのミネラル成分が不足すると、血液中の電解質(ナトリウムやカリウムなど)の適正な濃度に乱れが生じて、筋肉の収縮と緩和に関係する神経信号の伝達が妨害されます。
その結果、足の筋肉が硬くなり、つりやすくなります。
足がつった時の対処法
- つま先を上方向に向けて、かかとを90度にする
- 膝の裏を床につけるイメージで、力を抜きながらゆっくり足を伸ばす
- 痛みが緩和するまで続ける
足がつっている時は、筋肉が過剰に収縮しています。筋肉の収縮を和らげるために、力を抜きながらゆっくりと足を伸ばしましょう。痛みの緩和が期待できます。
痛くて伸ばせない時も、伸ばした方がいい?
痛みが強く、足を伸ばすのがつらい時もあるでしょう。足を伸ばせないほど痛む時は、無理せず、できる範囲で足を伸ばしましょう。
監修者プロフィール
医療法人小田原博信会 理事長
医学博士 岡村 信良
久野銀座クリニック院長。平成18年北里大学・大学院卒。平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに平成20年に入職、その後院長に就任。
※本記事はMELOSで公開された記事『【夜中に足がつる】原因と対処法。病気の前兆って本当?[医師監修]』を再編集したものです。
<Edit:編集部>