ウェルネスフード
2024年4月5日

寝る前にプロテイン、どんなメリットがある?“ちょっとだけ”注意点も (2/3)

夜プロテインを摂取するならいつがベスト?

夜プロテイン。どのタイミングで飲めばいいのでしょうか。

結論から言うと、寝る前の30分〜1時間前にプロテインを飲むことが最適とされています。具体的な理由は、以下の通りです。

  • 就寝直前にプロテインを飲むと身体に負担がかかるため
  • 成長ホルモンが活発になる時間に合わせるため

成長ホルモンが活発になる時間は、就寝後から30分〜3時間と言われています。

そのため、プロテインが身体へ吸収される時間を考えたとき、寝る前の30分〜1時間にプロテインを飲むとよいとされているわけです。

寝る前にプロテインを飲む際の注意点

夜プロテインにはいくつか注意点があります。

作り置きはしない

プロテインの作り置きはしないようにしましょう。菌が増殖するリスクが高まるからです。

菌は30〜40℃の場所で繁殖が一番進みやすく、水分とタンパク質があるところを好みます。プロテインは菌が繁殖しやすい環境に最適で、最悪のケースだとお腹を下す場合も考えられます。

このようなリスクを負わないためにも、プロテインは作り置きせず一回で飲みきれる量を作りましょう。

万が一、飲みきれなかった場合は、そのまま捨てるようにしてください。

プロテインって作り置きしたらダメ?マッスルデリ管理栄養士が解説

カロリーオーバーの日にはプロテインの摂取を控える

基本的に飲酒とプロテインは問題ないとされていますが、ダイエット目的でプロテインを飲むのであれば、飲み会の日などは避けた方がよいでしょう。

飲酒日にはお酒以外にたくさんの食べ物を食べている可能性が高く、寝る前にプロテインを飲んでしまうとカロリーがオーバーしてしまう可能性があるからです。

逆に、飲み会前にプロテインを飲むことで、ある程度お腹を満たした状態になるので、カロリーの過剰摂取を防ぐことができます。

プロテインと一緒に食物繊維も摂取する

プロテインを飲むことが日常になっている人は、食物繊維を多く含む食べ物を意識して取り入れましょう。

タンパク質が分解して生まれる「アミノ酸」が腸内環境に悪影響を及ぼすことが、最近の研究でわかってきました。腸内環境が悪化すると便秘やガス(おなら)が増えやすくなり、代謝の低下も招きます。

そこで、タンパク質とともに食物繊維を取り入れることで、腸内環境の悪化を防ぐことができます。お通じもよくなり、快適なトレーニングを行うことができるでしょう。

タンパク質の摂りすぎが招く「腸内環境の悪化」、すぐできる対策は?【専門家監修】

寝る前以外だといつ? 目的別プロテインを飲むタイミング

ここからは、目的別にプロテインを飲むおすすめのタイミングについて紹介します。

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