8時間ダイエットって効果あるの?痩せる仕組みとやり方 (2/2)
8時間ダイエットのやり方
実際に8時間ダイエットの方法について具体的に説明していきます。
食事を制限する時間を設定する
一日のうち、食事を摂る時間を決めましょう。(例:10時から18時)
栄養バランスの取れた食事をする
タンパク質やミネラル、ビタミンを含んだ野菜・果物など、栄養バランスの良い食事を摂取しましょう。
きちんと栄養が取れているか心配な方は、プロテインや完全栄養食、サプリメントを併用するのもおすすめです。
水分を十分に摂る
食事制限中でも水分は十分に摂るようにします。水や緑茶、ハーブティーなど、カロリーのない飲み物にしましょう。
生活リズムを整える
食事と睡眠のリズムを整えることで、16時間の断食時間をしっかりと確保しましょう。十分な睡眠をとり、ストレスを軽減することも大切です。
8時間ダイエットの注意点
手軽に行える8時間ダイエットですが、注意すべき点もあります。
低血糖の症状が出たらすぐに対処すること
食事制限中に低血糖の症状が現れた場合は、すぐに適切な対処を行ってください。もっともおすすめなのは糖分のある食品(ブドウ糖を含んだドリンクがおすすめ)を摂取することですが、症状が頻発する場合には内分泌科の医師に相談しましょう。
無理をしないこと
体調や健康状態に合わせて、無理をしない範囲で8時間ダイエットを実践しましょう。自分に合ったペースで取り組むことが重要です。8時間ダイエットは慣れるまでは辛く感じることもあると思います。そんなときはナッツやヨーグルトであれば、食しても影響を最小限に抑えることができます。
毎日続けること
いつから効果が現れるのか気になる方も多いと思いますが、やはり継続しないと意味がありません。
実際に8時間ダイエットを始めてから効果が現れるタイミングは個人差がありますが、一般的には数週間から1か月程度で体重の変化や代謝改善の効果が実感されやすくなります。食事の内容や生活習慣にもよりますが、毎日コンスタントに取り組むことで徐々に結果が出始め、モチベーションを上げてくれるでしょう。
もし、最初から8時間ダイエットでは辛くて難しいという場合には、10時間ダイエットにしてみたり、12時間ダイエットにしてみてください。続けるためにはハードルを下げることも必要です。
ストレスを発散すること
食事制限中にストレスが溜まりやすい場合、時には「チートデイ」を取り入れることも効果的です。チートデイとは定期的に食事制限を緩め、自分が好きなものを楽しむ日のこと。ストレスが溜まっているときには、1日だけ食事を楽しむことで心のリフレッシュが図れます。
「チートデイは太るのではないか?」という心配もありますが、適度に取り入れることでストレスが軽減され、メンタル面での安定感が得られることもあります。
チートデイに限らず自分にとって心地よいストレス発散法を見つけることが、継続するためにとても大切です。適度な運動やリラクゼーション法を取り入れて、ストレス発散を図りましょう。
8時間ダイエットで健康的なライフスタイルを
8時間ダイエットを取り入れることで、健康的な食習慣が身につき、太りにくい身体づくりが期待できます
。自分に合ったペースで無理なく続けることが重要。ストレスを溜めないために、「チートデイ」や運動、リラクゼーションを適度に取り入れましょう。
監修者プロフィール
柔道整復師 岡野夏樹
森ノ宮医療学園専門学校卒業。国家試験を合格。卒業後、勤務柔整師として整骨院勤務。当時23歳の最年少での分院の院長を任される。2019年独立。現在は大阪で整体院を3店舗経営、治療家への講師活動も行っている。ダイエットに関して、栄養面やストレッチ・エクササイズも組み合わせて解説。
<EDIT:編集部>