ヘルス&メンタル
2024年10月21日

ひどい寝汗で起きる…原因は?病気「以外で」考えられること (1/3)

寝汗がやばい。朝起きたら枕やパジャマがぐっしょり濡れている。なんなら寝汗がすごいからか、夜中に起きることも。寝ている間の寝汗がひどい原因としては、感染症をはじめ、更年期障害、自律神経失調症などの病気や、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどさまざま。今回は、まず病気以外で考えられる原因から探っていきます。

ひどい寝汗、病気以外で考えられる原因とは

寝汗が多いとき、病気以外で考えられる原因について、たとえば以下があります。

ストレスや不安が大きい

精神的なストレスや不安は、自律神経に影響を及ぼし、体温調節機能を乱すことがあります。

ストレスを感じていると、交感神経が優位になり、体が緊張して汗をかきやすくなるため、とくに就寝中に寝汗をかくことがあります。

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寝室が暑い、湿度が高い

寝室の温度や湿度が高すぎる場合、体が過剰に熱を放出しようとし、寝汗が増えます。また、重い布団や毛布を使用していると、熱がこもりやすくなるため、寝汗が増える原因になります。

寝る前に刺激物や飲酒をした

就寝前に辛い食べ物やアルコールを摂取すると、体の代謝が活発になり、体温が上昇します。とくにアルコールは血管を拡張させ、発汗を促進するため、寝汗が多くなることがあります。

また、カフェインを含む飲料も同様に影響を与えることがあります。

寝る前に運動をした

日中に過度な運動をしたときや、身体を使う活動が多いと、体が疲労から回復する過程で、寝汗をかくことがあります。

とくに、運動後すぐに就寝すると、体温が高い状態のまま寝ることになるため、寝汗が多くなる傾向があります。

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ホルモンバランスの変化

ホルモンバランスの乱れは、寝汗の原因となることがあります。とくに女性の場合、月経周期や更年期によるホルモンバランスの変化が影響することがあり、これによって体温調節が乱れ、寝汗をかきやすくなります。

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