ヘルス&メンタル
2025年1月10日

「休んだはずなのに」なぜ正月明けは疲れを感じやすい?その原因と対処法 (1/2)

大正製薬が、正月疲れに関する調査を実施。それに合わせて「正月明けの疲れの原因」とその対処法を紹介しています。

正月明けに疲れを感じるのは「睡眠不調」が原因か

生活リズムの乱れにより睡眠リズムも崩れやすい

正月明けに「疲れがあった」と答えた方240人に調査したところ、63.8%が「生活リズムがいつもより乱れていた」と回答。お正月はいつもより生活リズムが乱れていることが分かりました。

暴飲暴食による睡眠の質低下

また、お正月のときの食生活も、睡眠に影響を及ぼしているようです。

お正月の食生活について、「間食が多かった」が39.2%、「量が多かった」が33.3%、「献立に偏りがあった」が30.0%と、食べ過ぎや食べる食材の偏りが見られたことが分かります。

脂肪と砂糖の摂取量が多く、食物繊維の摂取が少ないと、睡眠が浅く、覚醒度が高くなるとの報告があります(※1)。

また高脂肪食の摂取が、睡眠やホルモン分泌、代謝などの1日のリズムを調節する時計遺伝子に悪影響を及ぼす(※2)ことが分かっています。

※1:J Clin Sleep Med. 2016 Jan;12(1):19-24.
※2:Sci Rep. 2016 Nov 18;6:36801.

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睡眠不調によるお正月疲れ、どう対処すればいい?

では、そんな「睡眠不調によるお正月疲れ」を回復させるためには、どんなことを意識するとよいでしょうか。

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