麦茶を飲み過ぎるとどうなる?胃や肝臓への影響と意外なデメリット (4/4)
麦茶にはどんな栄養がある? 毎日飲むメリット
麦茶には、健康的な水分補給に役立つ、うれしい特徴がいくつもあります。
まず大きな魅力は、カフェインが含まれていないことです。就寝前や、カフェインを控えたい妊娠中の方、小さなお子さんでも選びやすい飲み物です。
麦茶はカフェインを含まず、カロリーもほとんどないため、夏場の水分補給に適した飲み物です。
また、カリウムなどのミネラルをわずかに含んでいます。汗をかきやすい季節は、のどが渇く前からこまめに水分を補給することが、熱中症予防にもつながります。
また、麦茶に含まれるポリフェノールの一種には、抗酸化作用が期待できるとする報告もあります。香ばしい香りによるリラックス効果が示唆された研究もあります。
こうした特徴から、麦茶は毎日の水分補給の選択肢として、多くの方に取り入れやすい飲み物だといえるでしょう。
麦茶は1日どのくらい飲んでいい? 適量と健康的な飲み方
麦茶の適量に、厳密な決まりがあるわけではありません。健康な成人では、食事とは別に飲み物から1~1.5L程度の水分を補給することが一つの目安とされています。
ただし、必要な水分量は年齢や体格、運動量、気温、発汗量などによって異なります。この範囲であれば、麦茶を中心に水分補給をしても、特に問題はないと考えられます。
大切なのは、量そのものよりも飲み方です。一度にがぶ飲みするのではなく、喉が渇く前から、少しずつこまめに飲むことを意識してみてください。冷たいものばかりに偏らず、常温や温かい麦茶も取り入れると、胃腸への負担を減らすことができます。
腎臓に持病がある方や、水分・ミネラルの制限を受けている方は、自己判断で量を決めず、必ず医師の指示に従うようにしましょう。
監修者プロフィール
たいや内科クリニック
管理栄養士 林 安津美(はやし あつみ)さん
大学卒業後、JAあいち厚生連で37年にわたり病院の管理栄養士として勤務。その間、豊田厚生病院・安城更生病院の技師長として17年間在籍。2022年5月よりたいや内科クリニックへ入職。病態栄養専門管理栄養士・日本糖尿病療養指導士・腎臓病療養指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・和漢薬膳師等の資格を活かし、患者さんの思いを聴き・応え、患者目線でテーラーメイドの医療を届けるよう心掛けている。
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>
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