ウェルネスフード
2021年12月15日

カフェインに期待できる6つの効果と、朝コーヒーのメリット (2/2)

コーヒーの香り成分にもメリットが!

そういえば、アロマと呼ばれるコーヒーの奥深い香りの成分にも、抗酸化作用のある物質が300種以上含まれていますが、残念ながら淹れて5分ぐらいで消えてしまうそうです。

朝にコーヒーを飲むメリット

カフェインには体内時計を動かす作用があります。体内時計とは脳と胃腸などの臓器に備わった機能で、1日の活動をコントロールしています。この体内時計が整うことで消化や吸収の力が高まり、カラダは本来の力を発揮しやすい状態となります。

夜遅くまでの仕事、PCやスマホ、不規則な食事、ストレスなどが多い現代の生活では、体内時計は乱れやすい状況にあります。体内時計をリセットするのにもっとも効果的なのは、毎日起きたら朝日を浴びることと朝食を摂ることですが、朝にカフェインを摂取すると体内時計を早めることができます。朝のコーヒータイムは実に理にかなっているわけです。

一方で、夕方以降は体内時計を遅らせてしまうことがわかっています。夕方以降のコーヒーやお茶は体内時計を乱す原因にもなるので、避けるようにしましょう。

[監修者プロフィール]
深野祐子(ふかの・ゆうこ)
管理栄養士・ジョギングインストラクター。Japanマラソンクラブでインストラクター兼フードアドバイザーとして市民ランナーに向け走り方の指導や食事の指導を行う。

※本記事はMELOSで公開された記事「カフェインは筋トレ効果を高めるのか。1日の摂取量と飲み方、コーヒー豆知識[管理栄養士監修]」を再編集したものです。

<Edit:編集部/Text:渡辺幸雄/Edit:京澤洋子(アート・サプライ)>

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