ギア&アクセサリー
2022年1月13日

足首テーピングのメリットと正しい巻き方|専門家が回答 (2/2)

6.最後に足の外側サイドからテープをひっぱり、足首の曲がるところへ通します。

 内くるぶしの上の方へ、ひっぱって貼りましょう。

 7.完成です。

 注意点は、ひっぱって貼りすぎないことと、貼るときの関節角度に気をつけることです。

 関節可動域の制限をするテーピングであればどの関節部位にも言えることですが、強くひっぱって貼ると血流を止めてしまい、血流障害などの障害や肌かぶれの原因にもなります。そのため、ある程度の可動域を確保して貼るようにしましょう。

 貼ってすぐに関節の動きを確かめ、違和感がある場合には貼り直します。何回も貼ることにより自分に合ったひっぱり具合もわかってきます。

 ちなみに関節角度は、関節部位の中間位置が基本です。足首でしたら90度の位置で貼るのがよいでしょう。

[プロフィール]
丸山里夏(まるやま・りか)
愛称まるちゃん。兵庫県神戸市出身、大学時代はテニス部に所属。2018年にピップ株式会社に入社し、テーピングインストラクターとしての活動を開始。テーピング施術人数1045名(2021年5月末)、テーピングセミナー受講者数は約2300名にのぼる。NESTA-PFT認定。

記事協力
ピップ株式会社
プロ・フィッツ公式サイト https://pip-profits.com/

<Text:編集部/Photo:ピップ株式会社>

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