ウェルネスフード
2024年10月7日
お米ダイエットのやり方|白米は太る?痩せる?カロリーオーバーを防ぐご飯の食べ方[栄養士監修] (1/2)
古来より日本人は、米を主食としてきました。どんなに食が多様化しようとも、それは変わりません。しかし、糖質制限ダイエットのブーム以来、“瘦せるためにはカロリーや糖質を多く含む白米は避けるべき”と思っている人もいます。はたして、本当にそうなのでしょうか?
そこで今回は、白米に多方面からアプローチし、ダイエットへの正しい活用法を探ります。痩せる人もいれば、どんどん太る「お米ダイエットが合わない人」もいるとか……!?
白米ダイエットについてのさまざまなギモンを、Japanマラソンクラブのマラソンインストラクターとして、走り方の指導や食事指導にあたる管理栄養士の深野裕子さんに解説していただきます。
<このページの内容>
白米とは
白米は、玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたお米のことで、この工程を精米といい、「精米」「精白米」「銀シャリ」とも呼ばれます。
銀シャリは、炊きあがったお米が銀色に輝いて見えるから、ツヤツヤで真っ白な様が仏様の尊い遺骨「仏舎利」に似ているからなど、その由来には諸説あります。
そんな白米には、太りやすい食べ方と瘦せやすい食べ方があります。
白米ダイエットの正しいやり方。「瘦せた」という人の食べ方とは
食物繊維とともに摂取する
不溶性食物繊維(野菜、大豆、きのこなど)や水溶性食物繊維(海藻、納豆、なめこ、おくら、モロヘイヤなど)
玄米や雑穀、麦と混ぜて食べる
白米と玄米を半分ずつ混ぜて炊いたり、白米と雑穀米、もち麦や押し麦を混ぜて食べることで食物繊維やビタミン・ミネラルなどをプラスαすることができる
主菜や副菜と一緒に摂取する
- 主菜(肉や魚などたんぱく質を多く含むもの)
- 副菜(野菜や海藻、きのこなど食物繊維を多く含むもの)
これらと一緒に白米を食べることで、血糖値の上昇がゆるやかになる
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