睡眠ドリンク「チルアウト スリープショット」の効果が気になったので、2週間飲み続けた結果 (1/2)
「ヤクルト1000」の大ヒットを皮切りに、睡眠の質を高めるドリンクやサプリメントが続々登場しています。
かくいう筆者も、寝つきが悪い、眠りが浅く夜中に目が覚めてしまう、毎日8時間ほど寝ていても疲労回復していないという悩みを抱えています。
今回は、「チルアウトスリープショット」を2週間お試ししてみた結果、どんな変化があったのかレポートしていきます。睡眠の質を測るため、スマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 7 Pro」を活用。スマホアプリと連動し、深い睡眠がどれくらいとれているか、レム睡眠・ノンレム睡眠の分布などを可視化していきます。
Xiaomi Smart Band 7 Pro
「チルアウトスリープショット」とは
まずはドリンクの説明から。「チルアウトスリープショット」は、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」の睡眠バージョンともいうべき飲み物です。
睡眠の質の向上(※)をサポートする機能性表示食品で、良質な睡眠をサポートする機能性関与成分L-テアニンが配合されています。L-テアニンというと緑茶に多く含まれる成分でおなじみですが、起床時の疲労感や眠気を軽減する機能があるとのこと。
また、野菜や果物に多く含まれるアミノ酸の一種であるGABA(ギャバ)や、リラックス成分として注目を集めるヘンプシードエキス、ホップエキスも配合されており、ストレス社会に生きる現代人にありがたい内容となっています。もちろんカフェインフリー。
(※)起床時の疲労感や眠気を軽減する機能が報告されています。
お味は従来版チルアウトと同じく、AIが導き出したオリジナルフレーバー。まろやかな白ぶどう風味です。
さっそく寝る前に1本
1本を入浴前後に分けて飲み、「Xiaomi Smart Band 7 Pro」を手首に装着して就寝します。毎日の食事・入浴・就寝時間はできるだけ揃えています。
また、土日は生活リズムがやや異なるため、平日の5日間だけにフォーカス。計測期間は15日間です。
1週間目(平日のみ)
個人的に7時間睡眠だと少し足りず、8時間睡眠で目覚めスッキリ
こうやって可視化されると、なかなか興味深いですね。とはいえこのグラフがいいのか悪いのか、素人目では分からないのですが……。深い睡眠もきちんと取れているし、思ったより悪くなさそうに見えます。
厚生労働省によると、睡眠にはカラダを休める「レム睡眠」と大脳を休める「ノンレム睡眠」があり、さらにノンレム睡眠は“浅い”と“深い”に分けられます。
寝始めは深いノンレム睡眠、目覚めに向けて浅いノンレム睡眠が増えていき、その合間に約90分周期でレム睡眠が繰り返し出現すると言われています。夢を見るのはレム睡眠のときです。
それに当てはめると、グラフ内の見方は以下になりますね。
- 濃い紫=深いノンレム睡眠 ※脳を休めている
- 薄い紫=浅いノンレム睡眠 ※脳を休めている
- もっとも薄い紫=レム睡眠 ※体を休めている。夢を見やすい状態。覚醒に向けての準備段階
- 黄色=覚醒