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2020年8月18日

猫背を治すには「呼吸」を正すべし。2ヵ月で正しい姿勢を目指す「猫背改善専門スタジオ」って? (1/4)

 ふと鏡に写った自分を見て、姿勢の悪さを感じたことはありませんか? いくら美しいボディラインを持っていても、肩が内側に入って背中が丸まっていたら、台無しになってしまいます。

 そこで今回は、およそ2ヵ月で猫背が矯正できるという猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」へ潜入! 猫背の悩みを持つ筆者が「猫背改善プログラム」を体験してみたところ、一度で変化を実感しました。気になるその内容をレポートします!

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猫背原因の8割はお腹ぽっこり「骨盤スライド型」

 今回、訪れたのは東京・表参道駅から徒歩5分の「きゃっとばっく 表参道店」。「きゃっとばっく」はその他に神楽坂店、横浜店があります。表参道店は個室になっており、周囲を気にすることなくプログラムを受けられるのが特徴です。

 今回、担当してくれたのは表参道店でマネージャーを務める鈴木孝佳さん。アスレティックトレーナー及び、ピラティスのインストラクターの資格を保有する鈴木さんに、猫背のタイプと原因を伺いました。

「猫背には、腰が反っていてお腹が前に出ている『お腹ぽっこり型』、足よりも前に骨盤が移動した『骨盤スライド型』、骨盤が後ろへ傾いた『腰カチカチ型』の3つが存在しますが、8割以上の方は『骨盤スライド型』です」(鈴木さん)

 そもそも猫背を引き起こす原因を尋ねると、「現代のライフスタイルに尽きます」と鈴木さん。デスクワークやスマートフォンを操作する時間が増え、その代わりに体を動かす機会が圧倒的に減ってしまったことが、主な原因なんだそう。みなさんにも思い当たる節があるのでは?

「体を動かさなくなると全身の感覚が鈍くなるので、体を正確に操ることができなくなってきます。現状、ほとんどの方がまっすぐの姿勢を把握できていないと思います」(鈴木さん)

 さらに鈴木さんは、現代人の呼吸についても指摘します。

「正しい姿勢をとるには正しい呼吸が必要なのですが、こちらも同様にできている人は、ほとんどいません。本来は息を吸うとお腹が360度膨らみ、さらに肋骨の下部が横に、上部が前後に、そして鎖骨の上部すべてが膨らむのですが、お腹が前にしか膨らまない人や肩を上下させて呼吸する人が大勢います」(鈴木さん)

 24時間誤った呼吸が続くと、脳が新しい呼吸のパターンとして覚えてしまい、その結果、体の歪みに影響します。

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