美脚を作る立ち方・歩き方・足瘦せエクササイズ【完全版】 (1/5)
女性なら誰しもが持っている「美しい脚になりたい!」という願い。生活の中のちょっとした意識や心がけで、その願いを叶えることができます。歩く姿勢や歩き方は、美脚にとても大きな影響を与えます。気づかないうちに身についてしまった悪い癖を修正し、正しいウォーキング方法をマスターすることで、体のバランスと合った「自分らしい美脚」を手に入れましょう。
細いだけじゃ美脚じゃない。美脚の条件とは
女性のみなさんは「美脚といえば細い脚」と思ってはいませんか?
美脚の条件は、細からず太からず、適度に筋肉と脂肪がついていてメリハリがあること、またその人の全身のバランスと合っていること、そしてO脚・X脚でなくまっすぐなこと。ただ細いだけでは美脚とはいえません。
美脚の具体的な条件は、両脚をそろえたときに両方の太もも・ひざ・ふくらはぎ・かかとがついていて、その間に隙間があることです。
自然に立ったときに隙間がしっかりとあれば、メリハリがあってまっすぐな脚と言えます。定期的に隙間の確認をしていきましょう。
美脚には「正しい立ち方」が大事である
次は、美脚に近づく正しい立ち方の紹介です。
全身のバランスを保つために重要なのが、立っているときの姿勢。普段から正しい立ち方を意識しているだけで、歪んでいる部分が矯正され、筋肉のつき方が整い、美脚効果が生まれるのです。
正しい立ち方ができているか、壁を使って自分でチェックしてみましょう。
1.両足をそろえ壁を背にして両手を上げ、まっすぐ立ちます。後頭部・肩・おしり・かかとの4点を壁につけ、両手をゆっくり左右に開き、両腕を下ろします。
2.そのままの状態で、壁と腰の部分の隙間に手を入れてみましょう。手のひらの厚みぴったりぐらいの隙間がベスト。手のひらの厚みよりも大きく空いている場合は反り腰になっており、腰にかなり負担がかかっています。
隙間が大きく空いている場合は、腹筋を使って腰を壁に寄せ、骨盤を立たせる意識をします。隙間が手のひらの厚み程度になり、姿勢が整ったら、壁から一歩離れて立ってみましょう。
この姿勢が、理想の美しい立ち方です。普段からこの姿勢が維持できるよう心がけましょう。
正しい歩き方も習得しよう
正しい歩き方は、前述の「正しい立ち方」が基本になります。
前に出した足は膝の裏を伸ばすようにしてかかとから着地します。出した足に体重をかけたら、反対の足の膝裏をしっかりと伸ばし、かかとを上げます。
着地した足をつま先で蹴り出すと同時に、反対の足を前に出し、かかとで着地します。この歩き方を左右繰り返して進んでいきます。
歩幅は自分の肩幅より少し大きくとります。一直線上ではなく、線をはさんで歩くイメージで足を運びます。顎を引き、目線は10メートル先辺りを見るようにしましょう。
胸を張り、堂々と歩くイメージで行なってください。
正しい姿勢を意識することで普段使わない筋肉を使うため、少しキツイと感じるかもしれません。しかし身体が慣れてくると、正しい姿勢でいることが一番ラクと思えるようになるはずです。
無理せず自分のペースで、徐々に身体に定着させていきましょう。
O脚とX脚の特徴と矯正エクササイズ
普段の姿勢や歩き方のクセなどが影響して、気付かないうちに関節が歪み、O脚やX脚になっている人が多く見られます。
アルファベットのOの字に見える脚がO脚。両膝と太ももの間にすき間があき、両つま先とかかとがつく形です。床に座る習慣のある日本では、約8割がO脚とも言われています。
左:O脚 右:X脚
アルファベットのXの字に見える脚はX脚、いわゆる内股。O脚と逆で、両膝と太ももがくっつき、両つま先とかかとが付かない形です。
X脚が悪化すると、膝同士がぶつかり合って痛みを感じるようになることもあります。
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