ストレッチポールの効果的な使い方 (1/3)
自宅でセルフコンディショニングを手軽に行う器具のひとつに、円柱状で長い丸太のような形をした「ストレッチポール」があります。ストレッチポールは、疲労回復・筋肉痛の回復・体を伸ばすなど、幅広い効果を発揮する優れモノ。
今回は、ストレッチポールの効果とオススメの使い方を紹介します。
ストレッチポールの効果とは
まずは、ストレッチポールの効果を確認してみましょう。
筋肉のバランスを整える
ストレッチポールの上に背骨に沿って寝ると、左右対称の状態を作り出すことができるので筋肉のバランスを整えることができます。
いつも同じ側の肩でカバンを持つなど、日常生活のクセによって、気づかぬうちに筋肉の「前面・後面」「左側・右側」「上半身・下半身」のバランスが崩れている可能性があります。
バランスを整えることで、筋バランスや関節の可動域や機能を整える効果が高まります。
リラックスできる
ストレッチポールは自体重(腕の重さや脚の重さ)を使うことで効果を発揮します。力を入れて動かすわけではないため、リラックス効果が高いでしょう。
普段動かさない部位を刺激できる
ストレッチポールに乗ることで、普段は意識して動かすことが難しい関節や筋肉に対して刺激を入れやすくなります。その結果、姿勢が整う効果が期待できます。
最初のうちは、「動かしにくい側」と「動かしやすい側」があるかもしれません。それは筋肉のアンバランスさや、普段使っていない筋肉の緊張などから生じるものです。
継続して行うことで、アンバランスさの解消・筋肉の柔軟性の向上によって、左右同じ動作ができるようになるでしょう。
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ストレッチポールの使い方
ストレッチポールのおすすめの使い方をチェックしてみましょう。
ストレッチポールに乗る
- ポールの端に座り、両手を床につける
- 両手でカラダを支えながら、ゆっくりと仰向けに寝る
- 膝を立て、足を床につけた状態でカラダを安定させ、カラダを左右に揺らす
ポイントや注意点
力を抜きながらゆっくり動作を行いましょう。これだけでも筋肉が緩むはずです。ポールの上は不安定ですので、初めて乗るときは転倒に注意しながら行いましょう。