インタビュー
2017年11月21日

「細くいること。それがモデルとしてのプロフェッショナルだと思っていた」大石絵理さん(前編)【筋トレ女子 #4】 (2/2)

「う〜ん……(笑)。でも、10代の時は40kgしかなくて、細すぎだよって男友達に言われることもあったんですけど、今はまるで言われなくなりましたね。自分でも今の体型の方が良いなって思います」

 ただ、ヒップアップに注力しすぎると、太ももが太くなりすぎることもある。大石さんは、女性らしい筋肉を維持するため、最近は自重トレーニングを取り入れているという。

「自分の体重だけでトレーニングするんです。ダンベルとか持たないで、スクワットとか腹筋とか、全部体重だけ。自重トレーニングは、自然と柔らかくて女性らしい筋肉がつくんです。たとえば、ベンチプレスみたいな感じで、仰向けになって先生と押し合ったり。あとは、ブルガリアンスクワットとか。音楽聴きながらやってます」

 特に苦手なトレーニングを伺うと、「腹筋!」と勢いよく答えてくれた。

「腹筋はマジでやだ(笑)。オーソドックスなのもやりますが、風船膨らませたりすることもあります。すっごいキツイんです。トレーナーさんに『もうやだ、痛いよ〜』って言うと『これが優しさです』って言われちゃう。頑張れるけど、やっぱり痛いんですよね(笑)」

炭水化物は1か月に1回だけ

 大石さんの美ボディの秘訣は、毎日の食生活にもある。

「去年の3月から、炭水化物を1か月に1度しか食べないようにしています。やり始めてから体重の変化が少なくなりました」

 ランチは外食が多いというが、お米やパンなどは買わなくなった。サラダやスープなどを購入し、夜は肉や野菜を食べているそうだ。

「始めたきっかけは、ある大物アーティストとの会話がきっかけ。彼は、私よりもけっこう年上なのに、筋肉や肌のコンディションがすごくいいんですよ。それで、秘訣を聞いたら『炭水化物を1年に1回しか食べない』って仰って、しかも19年も続けてるって。全然周りの同年代の方と印象が違うんです。感銘を受けて、『私もやります!』って。でも1年に1回は無理だから、『1か月に1回にします』って宣言しました(笑)」

 そうやって、自分ができることを日々続けている大石さん。特に無理をしている意識はなく、今の体型を維持しているそう。

「太ったなって、自分で体を触ると気づくじゃないですか? そしたら調整するくらい。食べ物は、本当はピザが好きです(笑)。でも、それを始めてから全然食べなくなりましたね。炭水化物って、結局いろんなところで気づいたら摂取してるから、そんなに無理して摂らなくていいって気づいたんです」

後編はこちら

「今のカラダは40点くらい。まだまだ、頑張らなきゃって」大石絵理さん(後編)【筋トレ女子 #4】 | ビューティ×スポーツ『MELOS』

[プロフィール]
大石絵理(おおいし・えり)
1993年生まれ。趣味はジムでトレーニングすること。特技は英語、ピアノ。『陸海空 地球征服するなんて』(テレビ朝日系、毎週土曜21:58〜)のMCアシスタントや『Going! Sports&News』(日本テレビ系、毎週土・日曜23:55〜)のお天気キャスター(土曜担当)として活躍中。
【公式ブログ】https://ameblo.jp/48486253/
【公式Twitter】https://twitter.com/erioishi3
【公式Instagram】https://www.instagram.com/erioishitokyo

<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:有坂政晴>

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