ギア&アクセサリー
2018年1月9日

今シーズンのスノボファッションは「ビブパンツ」&「ボンディングパーカー」の組み合わせがイチオシ【最旬♪スポーツ×ファッション通信 #6】

 日々進化し続けているスポーツウェア&ギア。機能美と融合したファッション性の高さ、スタイリッシュなデザインを備えた最新&人気アイテムをご紹介する本企画。第6回はこれからが本格シーズン! 「最新スノボファッション」をお届けします。

インスタ映えを狙いたい。真っ白なゲレンデで注目されるウェア

 いよいよ待ちに待ったスノーシーズン到来。今回はこの冬のスノーボードウェア&アイテムのおすすめポイントについて、サーフィン&スノーボードのメガストア「THE SUNS神田小川町店」の古澤孝子さんにお話を伺いました。

「スノボウェアの流行は毎年徐々に変わっていきます。昔のスキーウェアと比べて、洋服感覚になってきていますね。たとえば今シーズンはパンツだけ買い替えよう、ということもあると思うので、
組み合わせやすく、着回しができるジャケットやパンツがおすすめです」

 まず注目は、今年人気急上昇のビブパンツ。胸当てとサスペンダーが付いた、オーバーオールタイプのボトムスです。

「見た目のかわいさだけでなく、転んだときに雪が入りにくいのでびしょびしょにならなくてすむし、腰周りの保温性も高くて暖かいです」

▲Women's Zealous Bib Pant 各32,400円(BURTON)

▲Reserve Bib Pant 各35,640円(BURTON)

 食事などで室内に入ってジャケットを脱いだときにもオシャレ感がありますね。シーズンの始めや春の暖かい時季にはゲレンデでもビブパンツとパーカーの組み合わせで過ごせちゃいます。

「パーカーはボンディング素材のものがおすすめです。綿のパーカーだと雪がつくと水分が吸収されて重くびしょびしょになってしまいますが、ボンディングパーカーは表面が撥水加工されているので、手ではたけば雪がぽろぽろ落ちるんです」

▲Crown Bonded Pullover 各10,152円(BURTON)

 裏地がフリースになっているので、保温性もバツグン。見た目にもオシャレで、冬の街着としても重宝しそうです。

「ジャケットは明るめでかわいい柄が女性に人気です。男性にも白ベースのものや明るい色のものが人気ですが、今年はアースカラーも注目されています」

▲JET SKI JACKET 各30,240円(ROXY)

▲Gore-Tex 2L Swash Jacket 各55,080円(BURTON)

 ファッション界2017年のトレンド、ボタニカル柄。スノボウェアでも今シーズン、ボタニカル柄の新作がたくさん出ています。真っ白いゲレンデでカラフルなボタニカル柄のジャケットはインスタ映えバツグン! 一方でアースカラーは落ち着いた大人の雰囲気。周りと差をつけることができそうですね。

オシャレと機能性を兼ね備えた防寒アイテム

 雪山では防寒のための帽子は必須アイテム。気温がマイナスになるような時季には、耳まですっぽり覆われるものが必要です。女子には大きなボンボン付きのビーニーが人気。大きなボンボンには顔を小さく見せる効果も!

▲FJORD BEANIE 各3,564円(ROXY)

「寒さを防ぐには帽子にネックウォーマーというスタイルが主流ですが、今シーズンはバラクラバ(目出し帽)が流行しています。薄手のものからボンディング素材のものまで、いろいろな新商品が出ていますよ」

▲Burke Hood 各4,860円(BURTON)

「グローブはミトンとファイブフィンガーがあります。ミトンは見た目かわいいので人気なんですが、ビンディングをいじったりするのにちょっとやりづらいので、初心者の方にファイブフィンガーをおすすめしています」

▲左:JETTY GLOVES 右:JETTY MITT 各7,020円 (すべてROXY)

▲左:Gore-Tex Glove 右:Gore-Tex Mitt 各11,880円 (すべてBURTON)

 寒さも防ぐ目的ながらオシャレ度もアップ! ネックウォーマーや耳あても組み合わせて、いろんな楽しみかたができそうです。

思いきり楽しむために用意しておきたいアイテム

「お尻パッドは絶対に着用したほうがいいです。転んだときの衝撃をやわらげるだけでなく、防寒にもなりますよ」

▲HIP PROTECTOR 8,100円(northpeak)

▲左:KNEE PAD 5,400円 右:WRIST GUARD 4,644円(すべてnorthpeak)

 お尻だけでなく、膝パッドや手首のプロテクターも装着するほうがベスト。翌日の身体へのダメージが、かなり軽減されます。

「便利グッズとしておすすめなのが、グローブに付けるパスケース。伸縮性があって付けていても邪魔になりません。機械にかざすタイプのリフト券の場合にスムーズに通過できますよ」

▲HAND PASS CASE 1,512円(northpeak)

 オシャレ感たっぷりなスノボウェアやアイテム。一年のうちで限られたスノーシーズンを思いきり満喫するために、寒さ対策やケガ防止などの機能もしっかりチェックしましょう。お気に入りがそろったら、いざ雪山へGO!

【取材協力】
THE SUNS神田小川町店
住所:東京都千代田区神田小川町2-5-17
TEL:03-5282-3911
営業時間:11:00 ~20:30 無休
[公式HP]http://the-suns.jp/category/shop/suns-kanda/

※掲載している商品の価格はメーカー希望小売価格(税込)です。店頭販売価格とは異なる場合があります。

<Text & Photo:丸山美紀(アート・サプライ)>