ライフスタイル
2018年2月27日

成田国際空港エリアを走る!ランステ利用可の宿泊施設「9h(Nine Hours)」&周辺ランニングコース (1/2)

 国内はもちろん、海外からも大勢の人々が訪れる成田国際空港。ランナーの中には、遠征で利用したことのある方も多いはずです。では、空港からすぐの場所にランニングステーションとして利用できる施設があることをご存知でしょうか。

 今回取材した「Nine Hours(9h)」(ナインアワーズ)は、第2・3ターミナルの最寄りである空港第2ビル駅からすぐの宿泊施設。ランニングの拠点としても利用できるシャワープランが用意されています。では、いったいどのような施設なのか。周辺のランニングコースと一緒にご紹介しましょう。

9hの利用方法

 9hの最寄り駅は空港第2ビル駅。第1ターミナルのある成田空港駅ではありませんので、注意してください。駅に着いたら発着所のあるターミナルビルとは逆側へ。9hは空港から直結しているものの、少し外れた場所にあります。

 改札を出ると9hへの案内表示がありますので、まずはこちらを探してください。表示の矢印通りに進めば、迷うことはないでしょう。付近にはコンビニエンスストアもありますので、水分など必要なものはあらかじめ購入しておくことをオススメします。

 黒基調の入口。ガラス張りの自動ドアの中は、相反して真っ白と目を引く色合いです。到着したら、さっそく受付に行きましょう。その後は、以下の流れで利用することとなります。

1. 受付に「ランニングステーション利用」であることを伝える
2. タオルとスリッパ、ロッカーキーを受け取る
3. 着替える
4. ロッカーキーを受付に渡す

 ランナー向けのプランは“シャワープラン”ですが、通常は利用が1時間以内に限られています。しかしランニングステーションでの利用は、走り終えて戻るまで時間がカウントされません。思う存分、好きなだけ走ってきても大丈夫です。

 ロッカーキーを渡すと、代わりにロッカー番号の記載されたプレートを受取ります。戻った際にキーと引き換える大切なものですので、失くさないようにしましょう。ポーチやポケットなど、落としにくい場所に入れて走ってください。

高級感あふれる設備環境

 準備が整ったらランニングへ出発! ですが、その前に施設について詳しくご紹介しておきます。

 ロッカールームは広々としています。空港隣接の宿泊施設ということから、ロッカーが大きい点は特徴的です。これなら、スーツケースを持った出張時でも走りに出かけられるでしょう。真ん中に置かれたベンチは、シューズを脱ぎ履きする際に重宝しました。なお、ロッカールーム以外は土足禁止ですので、受付でもらえるスリッパを履いてください。

 トイレと洗面台も数が豊富。大きな鏡は、ランニング前後に身だしなみを整える際などうれしいポイントではないでしょうか。

 ランニングステーションのシャワーは、カーテンで仕切ったりドアが曇りガラスだったりすることが多いでしょう。しかし、そこはさすが宿泊施設。プライベートもしっかり守られていました。シャワー中に周囲が気になるという方でも、安心して利用できるはずです。

 シャワールームはスペースが広く、手前には着替えなどを負いて置ける台が設けられていました。これなら、貴重品も持ち込めます。ガラス張りで海外ホテルのような見た目、シャンプーやボディソープも常備。ちょっとラグジュアリーな気分になります。

 ちなみに9hは、もちろん宿泊利用(4,900円〜)も可能。高級感のあるカプセル式で、室内はとても静かでした。カプセルも広めでゆっくり寛げそう。1時間1,500円(1時間毎に500円追加)の仮眠プランもありますので、フライトの時間まで走ってから休息を取るのにもオススメです。

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