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2018年7月2日

おかずクラブ・ゆいPが大学で出会ったラクロスは、「まじ練習辛い」スポーツだった(前編) (2/2)

ハードな練習に耐えられたのはサボりまくった中学時代の部活経験があったから

――ラクロス部ってどんな練習するんですか?

練習は週4回だったかな? まずグランド作りからはじまるんですよね。ゴールの組み立てから、自分たちで線を引いたり。線がズレるとちゃんとコートができなくて、「ちょっと線がズレてるー!」とか部員同士、ギャーギャー騒ぎながらグランド作りをしてましたねー。全部手作業なんですよ。

そのあとはランニングして、ラダートレーニング(※2)したり、ブラジル体操したり。そのあとようやくパスキャッチしたり、ディフェンス練習、シュート練習ですね。今思えばよく身体動いてたなー。本当に練習辛いんですよ。

しかも大学内では弱い部と見られていたから、いい時間帯にグラウンド借りられなくって……。早朝か夕方にしか練習できないんですよ。早朝練の時は最寄駅の始発に乗っても練習開始時間に間に合わなくって、(始発が早い)大きな駅まで30分かけて自転車で通ったなー。懐かしい!

※2 縄ハシゴを地面に置き、足踏みをするようにして行うトレーニング

――弱い……といいつつ練習がハードですね。

本当ですよね。そうそう、ラクロスのクロス(※3)って右手でも左手でも持つから、利き手と逆の手でご飯食べたりして、両利きになるようにもしてました。

※3ラケットのこと

――聞いているだけでかなりハードそうですが、途中で辞めたいと思ったことはないんですか?

え! そんなこと思ったことないなぁ……。運動好きだし、途中でやめるってこれまで一度もしたことないんです。あっ、でも頑張れたのには1つ理由があって、中3のときのバレー部。部員数が少なかったから、頑張らなくてもレギュラーになれたんですよ。だから引退試合前めちゃくちゃサボってしまっていて。

そしたら最後の試合の時、あまりに下手で2年生と交代させられちゃったんですよ。その時悔しくて泣いちゃいましたねー。そこから練習はちゃんとしようって思ったんですよ(笑)。それが辞めなかった理由ですね。

 後編は、大学ラクロスの実態についてお話してくれました!

▶後編:おかずクラブ・ゆいPが大学で出会ったラクロスは、「友情」が育まれるスポーツだった(後編)

[プロフィール]
おかずクラブ ゆいP
1986年生まれ、兵庫県出身。東京NSC15期生として、相方のオカリナさんとおかずクラブを結成。2018年でコンビ結成9年目。数多くのバラエティに出演し、女芸人として注目を集める。桜美林大学ラクロス部でアタックとして4年間活躍していた。
【公式Twitter】https://twitter.com/yuip_okazu111

<Text:高橋優璃(H14)/Photo:金田裕平>

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