
筋肉痛でも筋トレしていい?休むべき?トレーニングのウソ・ホント (1/2)
- トレーニング
- 2022年12月2日
筋トレにまつわるウソ・ホントを解説する本企画。
今回もトレーニングにまつわるよく聞く疑問を取り上げ、それが本当なのか間違いなのか、回答・解説していきます。
今回は筋肉痛について。筋トレや運動によって筋肉痛が出ているときも、トレーニングをしていいのでしょうか。それとも休んだほうがいいのでしょうか。
筋肉痛のときでも筋トレしていい?
休むか、軽い運動に切り替えよう
筋肉痛は、筋肉が修復しているときに起こる痛みです。その点からすると、筋肉痛が出ているときには、その筋肉に大きな負荷をかけない方がよいでしょう。
また、筋肉痛が出ていると「痛みで全力を出せない」「痛みで集中できない」「痛みで関節可動域が狭くなる」などのデメリットがあり、効果的にトレーニングを行えなくなってしまいます。
筋肉痛が出ているときは休息するか、軽い運動に留めて筋肉の修復(超回復)を優先させたほうが、筋肥大や筋力維持に効率的です。
筋肉が育つメカニズム「超回復」とは
筋肉を効率よく成長させるには、筋トレと食事、そして休養のバランスが重要です。中でも、休養に関する重要な理論のひとつが「超回復理論」です。
超回復とは、運動によって筋線維の損傷や疲労が起きたとき、適切な休息をとることで筋肉が回復し、その結果として筋力の向上や筋肥大などの成果が現れる現象を指します。
超回復は一般的に、トレーニング後48~72時間(2日~3日)の休息が効果的とされています。
休息をとらず、48時間よりも短い間隔でトレーニングを行ってしまうと、筋肉が十分に回復する前に再び筋肉が破壊されてしまうため、筋肉が成長しないうえ、疲労が蓄積してパフォーマンスが向上しません。
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では、毎日筋トレをしたい人はどのような方法があるでしょうか。