
筋肉がつかない人の「3つの共通点」とは?トレーナーが回答
「筋トレをしても筋肉がつかない」「筋肉の成長スピードが鈍化してしまった」というお悩みをお持ちではないですか? 筋肉を効率的に増やすには、ただ筋トレをすればいいわけではありません。
本記事では、筋肉がつかない人に共通することをScoprireトレーナー・藤本千晶さんに聞きました。
筋肉がつかない人の共通点1 同じトレーニングを行っている
筋トレをずっと同じ回数・同じ重さで行っている人は筋肉がつきにくいです。
最初は自分にとって十分な刺激になっていた重さや回数でも、繰り返すことで体が適応し、現状維持のためでしかなくなってしまいます。
そのため、ある程度まで筋肉は増えても、すぐに頭打ちとなりそれ以上に筋肉がつかなくなります。
筋トレの回数と重量を増やす
筋トレの回数と重量を増やし、徐々に刺激を大きくしましょう。
ただし、正しいフォームで行わなければ意味がありません。フォームと効かせている筋肉を意識してトレーニングを行いましょう。
筋肉がつかない人の共通点2 食事を疎かにしている
食事について何も考えていない人は筋肉がつきにくいです。
初心者の内は何をしても筋肉がつく状態ですが、ある一定まで行くとすぐに成長が止まり、筋肉がつきにくくなります。その状態になったら、栄養バランスが摂れている体重を増やすための食事をすることが必要不可欠です。
PFCバランスを意識する
PFCバランスの適正な比率を意識しましょう。より効率的に筋肉を増やすことが可能になります。
筋肉がつかない人の共通点3 体重を増やそうとしていない
体重を増やさなければ、効率よく筋肉量を増やせません。
そもそも、筋肉を「増やす」のですから、体の中にエネルギーを蓄積させる必要があります。そのためには食事からの摂取エネルギー量を消費エネルギー量よりも多くしなければいけません。
きちんと食べて体重を増やす
体重を増加させると、筋肉だけでなく脂肪も増加します。
しかし、効率よく筋肉を増やすためには増量と減量を繰り返す事が最も効率的と考えられますから、恐れずに食事を摂って体重を増やしましょう。
監修者プロフィール
Scoprire
トレーナー 藤本千晶(ふじもと ちあき)
仙台大学大学院修士課程修了後、アスリートのトレーニングコーチなどを務める。2018年からフリーランスとなり、栃木県宇都宮市で女性の体型改善専門パーソナルトレーナーとして活動。クライアントの年齢による体型の変化と、健康の悩みに日々向き合いながらも、ブログやSNS、メディアでの情報発信、オンラインビデオコースの作成を通じて、多くの女性に貢献している。NSCAジャパン北関東アシスタントエリアディレクターとしても活動。地域のパーソナルトレーナーにスキルアップの機会を作る企画・運営も務める。
<Edit:編集部>