フィットネス
2025年1月17日

体力をつける方法をトレーナーが指南!「筋トレ」と「有酸素運動」どっちが体力づくりに効果的?おすすめのトレーニングとは (4/4)

Q4. 「体力をつける体力がない」人は、何から始めるといいでしょうか。

運動、適切な食事、休息をとること、その中から欠けていると感じることがあれば、できることから始めてみるのがよいと思います。

たとえばですが、ストレッチを日常に取り入れる、1駅歩くといった簡単にできる工夫でもよいと思います。また、暴飲暴食など悪い習慣を少しずつやめてみることも効果的です。

「習慣を継続できるかどうか」が非常に重要なので、無理なことを始めるのではなく、続けられることから始めることが大切です。

Q5. どれくらい運動をしないと体力低下を招くのでしょうか。自分が運動不足か判断する 基準があれば教えてください。

先述の通り、厚生労働省が策定している健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023では、成人で1日8000歩(60分)以上、高齢者で1日6000歩(40分)以上の歩行にプラスして、筋肉トレーニング2~3日程度の運動が推奨されています。

ただし、個人差を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組むこと、今よりも少しでも多くからだを動かすように、とも記載されています。

推奨されている定量的な水準はありますが、まずはできることから始めてみることが大切です。

回答者プロフィール

淺井利彰

関西鍼灸短期大学卒業、関西医療学園専門学校卒業
鍼灸師 / 柔道整復師 / NSCA-CPT / NCA-PCT
世界で戦うトップアスリートを、最先端のトレーニングと栄養指導でサポートする〈inトレーニングラボ〉のトレーナー。 フィギュアスケート世界選手権銀メダリストの鍵山優真選手、 東京オリンピック銀メダリスト清水希容選手など、一流アスリートを数多くサポートしている。


<Edit:編集部>

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