フィットネス
2025年1月20日
腹筋トレーニング、1日何回がもっとも効果的?トレーナーの意見とは (3/3)
ちなみに、腹筋部位別でおすすめのトレーニングメニューは以下の通り。筋トレ初心者でも行いやすい、器具を使わない自重メニューとなっています。
腹直筋を鍛えたいときのトレーニングメニュー
腹部を折り曲げるような動きが効果的(シットアップ、クランチ、レッグレイズなど)
外腹斜筋、内腹斜筋を鍛えたいときのトレーニングメニュー
捻りを加えた動きが効果的(ツイストクランチ、ツイストレッグレイズなど)
腹横筋を鍛えたいときのトレーニングメニュー
お腹をグッと凹ませる動きが効果的(ドローイング、プランクなど)
腰が痛みやすい人におすすめのトレーニングメニューは?
シットアップやクランチを行うと、腹筋に効く前に腰が痛くなるという人も多いようです。
それらのエクササイズが腰に負担をかけるだけでなく、無理に起き上がろうとして背部の筋肉を緊張させてしまうことで、疲労によって痛みを引き起こしている場合があります。
そのような人は、「プランク」や「サイドブリッジ(サイドプランク)」のようなエクササイズを中心に行うとよいでしょう。
頭からカカトまでしっかり一直線になっているか、お尻が上下していないかなど確認しましょう。
筆者プロフィール
和田拓巳(わだ・たくみ)
プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
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<Text:和田拓巳>