2025年12月11日

筋トレの王道「スクワット」を徹底解説!きちんと効果を出すやり方とは (1/2)

自重筋トレ「スクワット」。簡単に見えますが、実は奥深いメニュー。正しいフォームで行わないと、腰痛や膝の痛みの原因になるほか、意図しない場所を鍛えてしまいがち。

今回は、スクワットの種類と効果、正しいフォーム、回数のほか、負荷設定など解説していきます。

スクワットのすごい効果とは

大きな筋肉が鍛えられ、効率よく筋力アップできる

スクワットはおもに、下半身を鍛えるフリーウエイトトレーニングです。 “筋肉BIG4”と呼ばれる大きな筋肉が鍛えられるため、効率よく筋力アップが狙えます。

筋力が増えると基礎代謝も上がるため、食べても太りにくくなる、日常の消費カロリーが増えるなど、痩せやすい体になり、ダイエットにもうれしい効果が期待できます。

下半身の柔軟性を高める

下半身の柔軟性と安定性、足の筋力も身につくため、ランナーにもおすすめの筋トレでもあります。ケガ予防として、運動前の動的ストレッチに取り入れるアスリートも少なくありません。

スクワットで鍛えられる部位

スクワットでは、おもに以下を鍛えることができます。

  • お尻(大臀筋)
  • 太ももの前側(大腿四頭筋)
  • 太ももの裏(ハムストリングス)
  • ふくらはぎ(ひふく筋・ヒラメ筋)
  • 背中(脊柱起立筋)

スクワットの正しいフォームとやり方

まずは、一般的なスクワット「ノーマルスクワット」から解説します。

ノーマルスクワットのやり方

1.足を腰幅に開き、つま先は膝と同じ向きにする

足を腰幅に開き、立つ。つま先は膝と同じ向きにする

2.お尻を後ろへ突き出すように、股関節から折り曲げる

股関節からしゃがむ

3.太ももが床と平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る

肩甲骨を寄せて下げ、自然な背筋を保ちます。膝がつま先よりも前に出ないよう注意!

次:スクワットは何回やれば効果的? おすすめの回数

スクワット、1日5回だけでも効果ある?医師監修

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