フラフープダイエットの効果とやり方。1週間・1ヶ月・3ヶ月までの変化 (1/4)
フラフープって、子どもの頃に遊んだおもちゃのイメージが強いですよね。
ところが実際にやってみると、1〜3分でも意外と汗をかき、お腹や体幹までしっかり使います。「ただ回すだけ」と思いきや、想像以上にキツくて驚く人も少なくありません。
トレーニング、ダイエット、栄養を学び-20kgのダイエットに成功したパーソナルトレーナー福田 健人さん監修のもと、フラフープダイエットで期待できる効果や正しいやり方、初心者でも回せるコツまで詳しく解説します。
フラフープダイエットは本当に痩せる?
フラフープは「遊び道具」というイメージがありますが、実は有酸素運動と体幹トレーニングを同時に行える運動です。
お腹まわりだけでなく全身の筋肉を使うため、脂肪燃焼や姿勢改善など、さまざまな効果が期待できます。
トレーナーの福田さんは「フラフープの最大のメリットは、単なるカロリー消費ではなく、腹横筋や骨盤底筋群などのインナーマッスルを刺激できる点にあります」と話します。
フラフープは有酸素運動の一種
フラフープは、ウォーキングや軽いジョギングと同じく、有酸素運動に分類されます。有酸素運動は酸素を使いながら脂肪をエネルギーとして消費するため、ダイエット中の運動として取り入れられることが多いです。
フラフープは一定のリズムで動き続けるため、心拍数が上がりやすく、脂肪燃焼をサポートしやすい特徴があります。
消費カロリーは軽いジョギングに近い
アメリカ運動協議会(ACE)の調査では、フラフープを30分行った場合、約210kcalを消費したという報告もあります。
消費カロリーは軽いジョギングに近い一方で、外へ走りに行く必要がなく、縄跳びほど激しく息が上がりにくいのも特徴です。「運動は苦手だけど、少し体を動かしたい」という人でも続けやすい有酸素運動といえるでしょう。
特に運動不足の人は、短時間でも汗をかきやすく、「想像以上にキツい」と感じるケースも少なくありません。
お腹まわりやくびれ作りに役立つ
フラフープでは、腹直筋や腹斜筋を繰り返し使います。特にフープを安定して回そうとすると、お腹に自然と力が入り続けるため、下腹部や脇腹への刺激が入りやすくなります。

また、有酸素運動による脂肪燃焼サポートに加え、インナーマッスルが刺激されることで、お腹まわりが引き締まって見えやすくなる点も特徴です。
体脂肪が減少していくことで、お腹まわりのラインやくびれ感の変化も感じやすくなるでしょう。
特に左右均等に回すことで、体のバランスを整えながら腹斜筋へ刺激を入れやすくなります。
継続すると体幹や姿勢改善にもつながる
フラフープを続けると、お腹に力を入れる感覚が身につきやすくなります。その結果、骨盤まわりが安定し、猫背や反り腰などの姿勢改善につながるケースもあります。

特に腹横筋や骨盤底筋群、脊柱起立筋などのインナーマッスルは、姿勢維持や内臓を支える役割を持っています。
フラフープによってこれらの筋肉が刺激されると、弛んでいた内臓が正しい位置へ引き上げられやすくなり、“天然のコルセット”のようにお腹まわりを支えやすくなります。

体幹が安定すると日常動作でも疲れにくくなり、歩く姿勢や立ち姿が変わる人も少なくありません。見た目の変化だけでなく、「体が軽く感じる」という変化を実感する人も多いです。
フラフープダイエットを続けると体はどう変わる?
フラフープは、数日で劇的に痩せる運動ではありません。しかし続けることで、「回せる時間が増える」「汗をかきやすくなる」「お腹まわりが軽く感じる」など、少しずつ変化を感じやすくなります。
ここでは、1日3〜10分程度を週4〜6回ペースで続けた場合に感じやすい変化を紹介します。なお、効果の出方には、運動習慣や食事内容、体脂肪率などによって個人差があります。
1週目|全然回せない。でも想像以上に汗をかく
最初は「全然回せない」と感じる人がほとんどです。フープが何度も落ち、1分続けるだけでも意外と疲れやすくなります。
特に運動不足の人は、腹筋や腰まわりがすぐ疲れたり、短時間でも汗をかきやすかったりするでしょう。しかし、この時期は「回せるようになる感覚」を覚えることが大切です。
2週目|少しずつ回せる時間が増える
慣れてくると、前後にリズムを取る感覚が少しずつわかってきます。フープが落ちる回数も減り、「回し続けられる時間」が伸びやすくなります。
また、この頃から左右差に気づく人も少なくありません。右回しはできても左回しは難しいケースも多いため、左右均等に練習することが大切です。
3週目|お腹まわりや姿勢に変化を感じ始める
3週目頃になると、お腹に自然と力が入る感覚が身につきやすくなります。特に下腹部や脇腹へ刺激が入りやすくなり、「お腹まわりがスッキリした気がする」と感じる人も増えてきます。
また、体幹が安定することで、立ち姿勢や歩き方が変わりやすくなる時期でもあります。猫背気味だった人は、姿勢がラクになるケースもあります。
1ヶ月後|「運動がラクになる」感覚が出てくる
1ヶ月ほど続けると、最初より長時間回せるようになり、呼吸も安定しやすくなります。運動に対する苦手意識が減り、「気づいたら毎日回していた」という人も少なくありません。
また、回す動作に慣れることで、お腹や体幹の筋肉を意識しやすくなります。体重の大きな変化よりも、「お腹まわりが軽い」「姿勢が安定した」といった変化を感じやすいでしょう。
2ヶ月後|体幹が安定し、くびれラインも意識しやすくなる
2ヶ月ほど継続すると、フラフープの動作がかなり安定してきます。体幹を使う感覚も身につきやすく、腹筋へ自然に力を入れられるようになります。
また、運動習慣が定着することで、消費カロリーを確保しやすくなる点もメリットです。体脂肪が減少すると、お腹まわりやくびれラインの変化を感じる人も増えてきます。
3ヶ月後|慣れてきたら“負荷アップ”も大切
3ヶ月ほど続けると、体が動きに慣れ、最初ほどキツさを感じにくくなります。これは体力が向上している証拠ですが、同じ負荷だけでは消費効率が伸びにくくなる時期でもあります。
そのため、慣れてきたら少しずつ負荷を上げることが大切です。
例えば、次のような工夫がおすすめです。
・回す時間を延ばす
・腕を上げながら回す
・音楽に合わせてテンポを上げる
・フラフープを回しながら浅くスクワットする
・少し重いフラフープへ変更する
慣れてきた人は、フラフープを回しながら浅いスクワットを取り入れる方法もあります。ただし難易度が高いため、まずは回す時間を延ばす、腕を上げる、テンポを上げるなどの方法から試すのがおすすめです。
また、フラフープだけに頼るのではなく、食事管理や軽い筋トレを組み合わせると、さらに体型変化を感じやすくなるでしょう。
次:フラフープダイエットは1日何分やればいい?
縄跳びダイエットの効果と正しいやり方。初心者は『30秒×3本』から!








