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IT化が加速する最新フィットネスマシン。アプリやウェアラブル連携で進化│特集:SPORTEC 2018 #1 (1/2)

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 フィットネスジムに置いてあるトレッドミルやインドアバイクなど有酸素運動器具は、いまスマホやスマートウォッチと連携していろいろな新しい機能が使えるようになっています。7月25日から3日間、東京ビッグサイトで開催された日本最大級のスポーツ・健康産業総合展示会「SPORTEC 2018」に出展されていた最新鋭のフィットネスマシンをまとめて紹介しましょう。

Apple WatchやVRヘッドセットと連携するLifeFitnessの先端マシン

 アメリカの大手メーカー、LifeFitness(ライフフィットネス)はApple(アップル)のスマートウォッチ「Apple Watch」(アップルウォッチ)と連携してさまざまなエクササイズの記録を残せる「GymKit」(ジムキット)に対応するフィットネスマシンを商品化しています。

 今年の3月には東京・恵比寿にある24時間営業のフィットネスジム「ANYTIME FITNESS」が日本で初めてApple Watchと連携するLifeFitnessのGymKit対応マシンを導入しました。スポルテックの開催を契機に、LifeFitnessはGymKit対応の最新マシンの一般受注を開始しています。ライフ・フィットネス・ジャパンのマーケティングマネージャー、吉原麻結さんは国内フィットネスジムからの引き合いが多くあると出展の成果に満足な様子でした。

 LifeFitnessのGymKit対応トレッドミルは、最初にApple Watchをフロントパネルに配置されているNFCリーダーに近づけてペアリングして使います。それぞれの機器は一旦ペアリングされると独自に開発されたセキュアな通信プロトコルで通信するため、トレーニング中にまわりのスマホからデータを盗み見られる心配はありません。安心してトレーニングに集中できます。

▲ウォッチとBluetoothでペアリング。ウォッチからは心拍情報をマシンに伝え、マシンに記録されたエクササイズのデータはウォッチを経由してiPhoneに送られます

 フィットネスマシンの大型画面には常時エクササイズの最新ステータスが表示されます。その中にはApple Watchの心拍センサーが測ったユーザーの心拍数や消費されたアクティブカロリーの数値も並んで、リアルタイムに更新されています。反対にApple Watchの方にもトレーニング中の歩行スピードや距離など、トレッドミルの計測データが反映されます。

 トレーニングが終わって機器のペアリングを解くと、Apple Watchの方だけに記録が残って、フィットネスマシンの個人情報はすべて消去されます。トレーニングの成果はApple WatchとペアリングしたiPhoneのアクティビティアプリを使って時系列で振り返ることができます。

 LifeFitnessが開発した最新のマシンは単体でWi-Fi、有線接続でインターネットにもつなげるので、Spotifyなど音楽配信やNetflixの動画を大きな画面に表示して走ることもできます。Apple Watchを持っていなくても楽しくエクササイズにのめり込めそうです。

▲LifeFitnessの最新トレッドミルはSpotifyやNetflixの配信を受けて本体の大きな画面に表示しながら楽しむことができます。ワイヤレス/有線のイヤホンも接続可能

 台湾のIT・モバイル機器のブランドであるエイサーとLifeFitnessがパートナーシップを組んで提案するVR系のフィットネスゲームも会場に展示されていました。

▲LifeFitnessがAcerなどのパートナーと開発中のVRエンターテインメントを楽しみながらエクササイズができるインドアバイク

▲体を左右に傾けたり、ハンドルの所にあるボタンで画面を操作

 こちらはWindows Mixed Reality対応のエイサー製ヘッドセットと、LifeFitnessのインドアバイクとを接続して、VRフィットネス・ソリューションを提供するVirZOOMが開発した馬乗りやレーシングなど7種類のゲームが楽しめるというもの。筆者も会場で体験してみましたが、ゲームが終わって気がつくと足腰がみっちり疲れていたほど、ヘッドセットの向こうに映る世界に集中していました。

 筆者が頻繁にフィットネスジムに通っていた遠い昔の頃は、iPodと有線接続のイヤホンでお気に入りの音楽を聴きながらトレッドミルで走っているだけで注目されたものですが、今は最先端のITテクノロジーと融合したフィットネスマシンが数多くある時代。先取りしていち早く効果を確かめてみたいものです。

次ページ:欧米で人気の超低温「クライオセラピー」対応マシンがポーランドから上陸

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