腕立て伏せ
2026年10月27日

腕を太くする筋トレ、腕立て伏せだけでいい?鍛えたい筋肉はここ (1/2)

腕を太くしたいけれど、腕立て伏せだけで十分?ダンベルを使わないと太くならないのでしょうか?パーソナルトレーナーに聞きました。

「腕立て伏せでも腕の筋肉は鍛えられますが、腕を効率よく太くしたいなら、上腕三頭筋と上腕二頭筋の両方を鍛えることがポイントです」と、パーソナルトレーナー・深澤 智也さんは言います。

では、どちらの筋肉を優先すべきなのでしょうか。また、自宅でできる筋トレにはどんな種目があるのでしょうか。

腕を太くするために鍛えたい筋肉と、腕立て伏せの効果、自重・ダンベルを使ったおすすめの筋トレを紹介します。

腕を太くしたいなら、腕立て伏せだけでいい?

腕立て伏せ

腕立て伏せだけでも腕を太くすることは可能ですが、腕全体をバランスよく鍛えるなら、ほかの筋トレも組み合わせるのがおすすめです。

腕立て伏せは、大胸筋や肩の三角筋に加えて、腕の裏側にある上腕三頭筋を鍛えられるトレーニングです。特に手幅を狭くした「ナロープッシュアップ」は、上腕三頭筋を重点的に鍛えたい場合に適しています。

一方、腕の表側にある上腕二頭筋は、主に肘を曲げたり、手のひらを上に向けたりするときに働く筋肉です。腕立て伏せでは十分な負荷をかけにくいため、ダンベルカールなどを組み合わせるとよいでしょう。

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腕を太くするには、どこの筋肉を鍛えるべき?

腕を太くするには、上腕三頭筋と上腕二頭筋を中心に鍛えることが重要です。腕を効率よく太くしたいなら、筋量の大きい上腕三頭筋を優先しつつ、上腕二頭筋もバランスよく鍛えることがポイントです。

上腕三頭筋|腕の裏側に厚みをつくる

上腕三頭筋は、腕の裏側にある大きな筋肉です。長頭・外側頭・内側頭の3つから構成され、主に肘を伸ばす働きを担っています。

上腕三頭筋は上腕二頭筋よりも筋量が大きいため、腕の太さを出したい人が優先的に鍛えたい筋肉です。鍛えることで、腕を下ろした状態でも二の腕に厚みが出やすくなり、たくましい腕のシルエットにつながります。

ナロープッシュアップやフレンチプレス、ダンベルキックバックなどで鍛えられます。

上腕二頭筋|力こぶを大きくする

上腕二頭筋の解剖学イラスト

上腕二頭筋は、腕の表側にある筋肉で、いわゆる「力こぶ」をつくる部分です。長頭と短頭の2つから構成され、肘を曲げる動作や前腕を回外(手の平を上に向ける動作)する動作に関わっています。

上腕二頭筋は、腕の表側にある筋肉で、いわゆる「力こぶ」をつくる部分です。長頭と短頭の2つから構成され、肘を曲げる動作や前腕を回外(手の平を上に向ける)する動作に関わっています。

上腕二頭筋を鍛えると、肘を曲げたときの力こぶが発達し、腕のシルエットに厚みが出やすくなります。

代表的な筋トレはダンベルカールやバーベルカールです。

上腕筋・前腕筋群|腕全体の厚みをつくる

上腕筋と腕橈骨筋の解剖図

上腕筋は、上腕二頭筋の深い位置にある筋肉で、肘を曲げるときに働きます。発達することで、上腕全体の厚みにも関わります。

また、肘から手首にかけての前腕筋群を鍛えると、前腕の太さや握る力の向上につながります。特に腕橈骨筋(わんとうこつきん)は、ハンマーカールなどで鍛えられる筋肉です。

腕を太くしたいとき、腕の「表と裏」どっちを優先して鍛えればいい?

腕を太くする筋トレ5選!自宅でできるメニュー

腕を太くするために、自宅で取り組みやすい筋トレを5種目紹介します。上腕三頭筋と上腕二頭筋をバランスよく鍛えられるよう、自重とダンベルの種目を組み合わせました。

ナロープッシュアップ|上腕三頭筋

通常の腕立て伏せよりも手幅を狭くして行うトレーニングです。上腕三頭筋を中心に、胸や肩の筋肉も鍛えられます。

やり方

1. 両手を肩幅程度か、やや狭い位置について腕立て伏せの姿勢になる。

2. 頭からかかとまで一直線に保ち、肘を体の近くに沿わせながら曲げる。

3. 胸を床に近づけたら、手で床を押して元の姿勢に戻る。

4. この動作を繰り返す。

腰を反らさず、肘が大きく外側に開かないようにするのがポイントです。難しい場合は、膝をついた姿勢から始めてもよいでしょう。

関連記事:ナロープッシュアップのやり方を解説。手幅を狭くして二の腕に効かせよう

ダンベルフレンチプレス|上腕三頭筋

ダンベルを頭の後ろに下ろし、肘を伸ばして持ち上げるトレーニングです。上腕三頭筋、特に長頭を鍛えるのに適しています。

やり方

1. 安定した椅子に座り、ダンベル1個を両手で持って頭の上に持ち上げる。

座位ダンベルフレンチプレス解説

2. 上腕の位置をできるだけ動かさず、肘を曲げてダンベルを頭の後ろにゆっくり下ろす。

3. 肘を伸ばし、ダンベルを頭の上に持ち上げる。

4. この動作を繰り返す。

背筋を伸ばし、腰を大きく反らさないことがポイントです。肘や肩に痛みのない範囲で動かし、最初は軽い重量から始めましょう。

ダンベルカール|上腕二頭筋

ダンベルを持ち、肘を曲げて持ち上げるトレーニングです。力こぶを大きくしたい人におすすめの基本種目です。

やり方

1. 両手にダンベルを持ち、手のひらを前に向けて立つ。

2. 肘を体の横に近づけたまま、ダンベルを持ち上げる。

3. 上腕二頭筋に負荷を感じながら、ゆっくり下ろす。

4. この動作を繰り返す。

上半身を大きく反らしたり、反動でダンベルを持ち上げたりしないようにしましょう。

関連記事:二の腕のぷよぷよ、さようなら。「ダンベルカール」の正しいやり方を解説

ハンマーカール|上腕筋・腕橈骨筋

ダンベルを縦向きに持って行うカール種目です。上腕筋や腕橈骨筋を中心に、上腕二頭筋にも刺激を与えられます。

やり方

1. 両手にダンベルを持ち、手のひらを体の内側に向ける。

2. 手のひらの向きを変えず、肘を曲げてダンベルを持ち上げる。

3. ゆっくりと元の位置まで下ろす。

4. この動作を繰り返す。

肘を体の近くに保ち、肩をすくめたり体を揺らしたりしないことがポイントです。

関連記事:腕を太くするダンベル筋トレ「ハンマーカール」。効果的なやり方をチェック(上腕二頭筋)

ダンベルキックバック|上腕三頭筋

上半身を前に倒し、肘を伸ばしてダンベルを後方に持ち上げるトレーニングです。上腕三頭筋を集中的に鍛えられます。

やり方

1. 左足を安定した椅子に乗せ、右手にダンベルを持つ。

2. 上半身を前に倒し、右肘を約90度に曲げる。

ダンベルキックバック(右)のやり方1 左足はイスに乗せ、右手はダンベルを持ち、曲げて準備

3. 上腕の位置を保ちながら右肘を伸ばし、ダンベルを後方に持ち上げる。

ダンベルキックバック(右)のやり方2 右手を後ろに伸ばしてダンベルを持ちあげる

4. ゆっくり元の位置に戻し、反対側も同様に行う。

ダンベルを勢いよく振り上げず、肘の曲げ伸ばしを意識しましょう。腰をひねらず、安定した姿勢で行うことがポイントです。

初心者は2種目から始めてもOK

最初から5種目すべてを行う必要はありません。初心者は、ナロープッシュアップとダンベルカールを1種目ずつ組み合わせるところから始めるのもおすすめです。

ナロープッシュアップで上腕三頭筋、ダンベルカールで上腕二頭筋を鍛えられます。慣れてきたら、フレンチプレスやハンマーカールなどを追加しましょう。

【二の腕筋トレ】上腕二頭筋&上腕三頭筋を鍛える!腕を太くする自重&ダンベルトレーニング9選

腕を太くするには週何回?ダンベルは何kgがいい?

腕を太くするには、筋トレの種目だけでなく、頻度や負荷の設定も重要です。初心者は無理のない回数から始め、少しずつ負荷を高めていきましょう。

筋トレは週2〜3回を目安に

腕を太くしたい初心者は、週2回程度から始めるとよいでしょう。慣れてきたら、体力や回復状態に合わせて週3回程度まで増やす方法もあります。

同じ筋肉を高い負荷で鍛えたあとは、十分な回復時間を確保することが大切です。胸や背中の筋トレでも腕の筋肉は使われるため、ほかのトレーニングとの組み合わせも考えましょう。

回数・セット数はどのくらい?

初心者は、1セット8〜12回程度を目安に、まずは各種目2〜3セットから始めると取り組みやすいでしょう。

ただし、筋肥大に必要な負荷は8〜12回で限界になる重量だけに限りません。比較的軽い重量でも、筋肉に十分な刺激を与えられれば筋肥大は期待できます。

回数だけにこだわらず、正しいフォームで取り組み、余裕が出てきたら重量・回数・セット数を少しずつ増やすことがポイントです。

ダンベル5kgでも腕は太くなる?

ダンベル5kgでも、本人にとって十分な負荷であれば腕を太くすることは可能です。

例えば、5kgのダンベルカールを10回行うのがやっとという人と、20回以上余裕でできる人では、筋肉にかかる相対的な負荷が異なります。

最初は軽めの重量から始め、フォームを崩さずにできる回数が増えたら、少しずつ重量を上げていきましょう。

二の腕はどう変わる?腕立て伏せを毎日10回、3か月続けた場合

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