腕を太くする筋トレ、腕立て伏せだけでいい?鍛えたい筋肉はここ (2/2)
腕は筋トレを何ヶ月続けると太くなる?
腕の筋トレを始めても、数日で筋肉が大きくなるわけではありません。筋肉の発達には継続的なトレーニングが必要で、見た目の変化が表れるまでの期間には個人差があります。
1ヶ月|筋力や動作の変化を感じ始めることも
筋トレを始めて1ヶ月程度では、腕の太さよりも、できる回数や扱える重量の変化を感じることがあります。
例えば、最初はきつかった腕立て伏せがラクになったり、ダンベルを安定して持ち上げられるようになったりすることも。日常生活でも、荷物を持ち上げる動作などが以前よりスムーズに感じられる可能性があります。
これは筋肉そのものの成長だけでなく、動作への慣れや神経系の適応も関係しています。見た目については、まだ大きな変化を期待する段階ではありません。
3ヶ月|腕・胸・肩の見た目にも変化が表れる可能性
3ヶ月ほど筋トレを継続すると、筋トレ初心者では上腕二頭筋や上腕三頭筋が発達し、腕の太さや見た目に変化が表れる可能性があります。
また、腕立て伏せなどを組み合わせている場合は、大胸筋や三角筋も鍛えられるため、胸板の厚みや肩まわりのシルエットにも変化が期待できます。
ただし、同じ重量や回数のまま続けていると、筋力の向上とともに負荷が不足することがあります。筋肉をさらに発達させたい場合は、現在の筋力に合わせて重量・回数・セット数を調整することが大切です。
半年|腕の太さや筋力の変化がさらに積み重なる
半年ほど筋トレを継続すると、上腕二頭筋や上腕三頭筋の発達が進み、腕の太さや力こぶの盛り上がりなど、見た目の変化がよりはっきりしてくる可能性があります。
また、以前より重いダンベルを扱えるようになったり、腕立て伏せの回数が増えたりするなど、筋力の向上も期待できます。
ただし、半年続ければ必ず腕が太くなるわけではありません。筋力の向上に合わせて負荷を調整し、食事や休養も十分に取ることが大切です。
筋トレしても腕が太くならない原因は?
腕の筋トレを続けているのに太くならない場合は、鍛える筋肉やトレーニングの負荷、食事、休養などを見直してみましょう。
上腕二頭筋ばかり鍛えている
力こぶを大きくしようと、ダンベルカールばかり行っていませんか。
上腕二頭筋も重要ですが、腕全体の太さを出すには、筋量の大きい上腕三頭筋も鍛えたいところです。肘を曲げる筋トレだけでなく、肘を伸ばす筋トレも取り入れましょう。
筋トレの負荷が足りない
毎回同じ重量・回数を余裕でこなせるようになっている場合は、筋肉への負荷が不足している可能性があります。
筋力の向上に合わせて、重量・回数・セット数を少しずつ増やす「漸進性の原理」を意識しましょう。ただし、無理に重量を増やしてフォームを崩さないことが大切です。
関連記事:「漸進性(ぜんしんせい)の原則」とは。トレーニング5原則
食事量やたんぱく質が不足している
筋肉を増やすには、筋トレだけでなく十分なエネルギーと栄養素が必要です。
特に食事量が少ない人や、体重を減らすために厳しい食事制限をしている人は、筋肉を増やしにくい場合があります。肉・魚・卵・大豆製品などからたんぱく質を摂り、主食も含めてバランスよく食べましょう。
休養が足りない
筋肉の発達には、トレーニングによる刺激と、その後の回復が必要です。
毎日高い負荷で同じ筋肉を鍛え続けると、疲労が蓄積してトレーニングの質が下がることがあります。睡眠を十分に取り、筋肉の疲労や関節の状態に合わせて休養日を設けましょう。
監修者プロフィール
パーソナルトレーナー
深澤 智也(フカサワ トモヤ)
■経歴
2010〜2020年 海上自衛隊
2020年 2ndPASS(パーソナルトレーナースクール)卒業
2021〜2022年 仙台市キックボクシングジム所属(ボディメイクトレーナー)
2022年〜現在 パーソナルトレーニングジム 9INE-GYM設立
2026年〜ベストオブミス宮城公認講師
■保有資格
NESTA-PFT(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)
NESTA-FAS(ファンクショナルアナトミースペシャリスト)
CBMS(認定ファンクショナルボディメイクスペシャリスト)
KUBIRE ARTIST
普通救命講習終了
<Featured Image:増田健吾 Edit:MELOS編集部>
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