フィットネス
2023年1月11日

マラソン大会「前日~当日」の過ごし方。ランナーが経験談を交えて解説 (4/4)

大会後は、疲労を残さないセルフケアを

入浴やマッサージで疲労を軽減させる

走り終えたらシャワーで汗を流し、仲間と一緒に打ち上げ! きっとおいしいお酒が飲めることでしょう。

しかしできれば、先にセルフケアで疲労を軽減してあげてください。とくに翌日仕事という方は、体が動かなかったり疲れで集中できなかったりと、仕事に支障をきたしかねません。

私はできるだけ、シャワーではなくお風呂へ行くようにしています。なぜなら、お風呂は疲労回復の効果が期待できるから。あらかじめ、大会会場の近くに銭湯や温泉施設などがあるか探しておくとよいでしょう。

お風呂で体を温めた後は、マッサージとストレッチも忘れずに。こり固まった筋肉をほぐすほか、血流をよくして回復を促します。私は小型の低周波治療器を持ち歩き、移動しながら使用することもあります。

水分や塩分、栄養を補給する

また、水分や塩分、アミノ酸、タンパク質などの栄養も、できるだけ早いタイミングで補給します。そうすることで、疲労回復の速度が変わってくるでしょう。

「喉が渇いていた方がうまいビールが飲める!」なんて言わず、水分もしっかり補給してあげてください。レース後すぐ食事できる場合を除き、サプリメントの利用もオススメです。

空に水を掲げる

紹介した内容を参考に、最高のパフォーマンスを発揮して大会を走り抜いてください。

[筆者プロフィール]
三河賢文(みかわ・まさふみ)
“走る”フリーライターとして、スポーツ分野を中心とした取材・執筆・編集を実施。自身もマラソンやトライアスロン競技に取り組むほか、学生時代の競技経験を活かし、中学校の陸上部で技術指導も担う。またトレーニングサービス『WILD MOVE』を主宰し、子ども向けの運動教室、ランナー向けのパーソナルトレーニングなども行っている。4児の子持ち。ナレッジ・リンクス(株)代表。
【HP】http://www.run-writer.com

<Text:三河賢文>

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