2019年3月11日

コースには世界遺産の数々も。舞妓さんたちの応援もうれしい「京都マラソン」を走ってきた (5/5)

京都マラソンがオススメな理由

 長い賀茂川コースを終え、京都大学を右手にすると、残り3㎞。40㎞手前で、今出川通りを通過し、多くのランナーは歯を食いしばって、1㎞毎、欲張らず100m間隔で、せめて1mでも前へと、脚を動かし続けていました。

▲ゴール手前でも、多くの私設エイドが、ランナーを励まし続けます

 京都大学を通過すると、ゴール地点である平安神宮まで残り1.5㎞。あっという間に、平安神宮の大鳥居が見えたとたん、最後の1kmをハイペースでラン。そして、フィニッシュゲートを潜り、無事にゴール! 京都マラソンを心行くまで満喫しました。

▲ゴール後のランナーには、京都新聞の号外も配られていました

 ちなみに、今回参加した「京都マラソン2019」のコースには、天龍寺、龍安寺、金閣寺、などを含む、7つの世界文化遺産が存在します。また、大覚寺、平野神社、そして、ゴール地点となる平安神宮など、数多くの観光名所にも出会える華やかなコースです。そして、日本だけでなく海外のランナーにも、とても人気がある大規模な市民参加型のマラソン大会ならではの自然に触れ、歴史を感じながら駆け巡るコースは、一度、参加してみる価値のある大会であることは、間違いありません。

▲京都マラソンは、今宮神社など、数多くの観光名所にも出会える華やかなコースです

▲ロシアから来日された男性ランナーを含め、多くの海外ランナーでも賑わっていました

 そんな、国際文化観光都市・京都の魅力を満喫できる「京都マラソン」は、ランニングの初心者にとって、各給水所にある、京都マラソンならではの給食を楽しめるだけでなく、参加者と同じ数(1万6000人!)のボランティアスタッフの心温まるおもてなしが、皆さんを完走に導いてくれるイチオシなコースです。

[筆者プロフィール]
内田英利(うちだ・ひでとし)
1971年生まれ、茨城県出身。フィットネストレーナー、パーソナルトレーナー。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)認定講師、日本成人病予防協会認定講師、健康管理士一般指導員、健康運動指導士。京都造形芸術大学非常勤講師。元貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。フルマラソン歴15年。ベストタイムは2 時間45 分1 秒。
【公式サイト】パーソナル・フィットネス コアフォレスト http://coreforest.com/

<Text & Photo:内田英利>

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