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ハードな筋トレのやり過ぎで起こる病気「横紋筋融解症」とは。原因・症状・予防を解説 (1/2)

 筋トレの原則は一定間隔の休息を挟みながら、負荷を段階的に増やしていくことです。なぜなら、トレーニングすることでいったん筋線維が傷ついて筋力は低下しますが、適切な休息を挟むことで回復し、結果としてトレーニング前より筋力が少しずつ向上するからです。

 超回復と呼ばれるこのメカニズム。頭では理解しやすいのですが、実際に実行するとなると、適切な休息期間とトレーニングの強度を見極めるのは易しいことではありません。どこからが休み過ぎなのか、あるいは休みが少なすぎるのか。また、どれだけ追い込んだら負荷のかけ過ぎなのか、あるいは足りないのかなど。その人の能力や経験、体調、あるいは天候などの外的環境までもが関連してきますので、一概にその線を引くことはできません。

関連記事:筋トレ後に起こる「超回復」とは。効率よく筋肉を作るトレーニングの頻度・休む期間・1週間メニュー例

 「過ぎたるは及ばざるがごとし」という格言は、筋トレにも当てはまります。熱心にトレーニングに取り組み過ぎるあまり、いわゆるオーバーワーク状態に陥る人は少なくありません。トレーニングの効果が低下するだけならまだしも、ひどい場合は生活に支障まできたしてしまいます。そして筋肉への負荷が限界を超えると、横紋筋融解症(Rhabdomyolysis)と呼ばれる、医学的に病気とされる症状が現れることも稀にあります。

横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)とは

 横紋筋融解症は筋肉細胞が破壊され、血中に流れ出すことで引き起こされます。そして、その物質が腎臓を始めさまざまな臓器に影響を与えて腎不全の原因となり、最悪の場合は死に至ることもある病気です。

 横紋筋融解症は外傷や感電、感染症、薬の副作用なども原因になります。しかし、よく知られている事例として挙げられるのが、強度の高い運動によって極端に筋肉を酷使した後に発症してしまうことです。以前は軍隊の行軍やマラソンなど、長時間にわたる運動が原因になるケースが知られていました。しかし近年になって、クロスフィットやHIITなど、比較的短時間のうちに強度の高いトレーニングを行う人にも、この横紋筋融解症が起こりうることが分かってきたのです。

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