フィットネス
2024年7月12日

【ふくらはぎの筋トレ】下腿三頭筋(ヒラメ筋&腓腹筋)の鍛え方とは。おすすめメニュー&鍛えるメリット (4/4)

ふくらはぎ(ヒラメ筋)をほぐすストレッチ

筋肉が硬いと、その内部を通っている血管も固くなります。

たとえ血管がしなやかだとしても、その外側にある筋肉が固ければ筋肉が使えなくなって筋ポンプ作用も弱まります。そのため、ストレッチもしっかりと行うことが大切です。

簡単で効果的なストレッチは「アキレス腱伸ばし」です。

「アキレス腱伸ばし」のやり方

もっとも一般的な、壁に向かって20秒ほどアキレス腱伸ばしを行う方法です。手で壁を押し、角度をつけて3~4回繰り返しましょう。

テニスボールもしくはストレッチポールを使ったほぐし方もあります。

  1. 仰向けに寝て両足を空中でゆすり、10~20秒ほど脱力する
  2. 起き上がり、脚を伸ばして座る
  3. ふくらはぎの下にポールを置き、1~2分ずつマッサージを行う

ふくらはぎを鍛えて健康寿命を延ばそう

人間の一生における心臓の拍動数は決まっています。しかし、心臓はうまく血液を送れないと判断すると、拍動の回数を増やして対応し、健康に悪影響を及ぼす可能性も高まります。筋肉の状態をよくし、筋ポンプ作用が働きやすい状態をキープすることは、健康にも繋がるでしょう。

「人生80年」とよく聞きますが、私たちが高齢期に差しかかる頃には「人生100年」になるとも言われています。

これを見越して、健康を維持するために今のうちから準備が必要かもしれません。

筆者プロフィール

赤堀達也(あかほり・たつや)

1975年・静岡県出身。奇抜な理論ながらも論理的な指導で小学校・中学校・大学でバスケットボールのヘッドコーチを行い、体力テストが市内低水準校で県大会優勝するなど選手育成を得意とする。最高戦績は全国準優勝。2019年度より旭川大学短期大学部准教授として、この理論を応用した幼児体育・健康の研究を行い北海道の子どもの体力向上を図る活動に取り組む。またパーソナルストレッチ・スポーツスタッキング・部活動改革にも取り組む。
[HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也>

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