フィットネス
2024年6月20日
筋トレ「ランジ」、ぐらつく原因は?対策をトレーナーが解説
ボディメイクに勤しむトレーニーたちが疑問に思っていることをピックアップし、トレーナーにぶつける本企画。今回は「ランジを行うとき体が揺れる、傾く、ぐらぐらする原因と対処法」について。
Q. ランジを行うとき、どうしても身体がぐらついてしまいます。考えられる原因と対策を教えてください。
A.インナーマッスル、股関節、足裏を使ってぐらつきを抑えましょう。
ランジはバランスのとりづらい不安定なエクササイズであるため、難易度も高い種目といえます。ぐらつきを抑え安定したランジを行う際のポイントは3つあります。
1つ目は、コア(お腹まわりにあるインナーマッスル)をしっかり締めておくことです。
ランジは上下運動です。少しでも左右に重心がずれてしまうと、一瞬にして上半身からバランスを崩してしまう原因となります。しっかりとお腹を締め、身体の中心軸を保っておくことが重要です。
2つ目は、スムーズな関節運動です。
特に股関節の動きを意識することが重要です。股関節がスムーズに動くことで、上半身が前後に傾くことを軽減できます。ランジを行う前に股関節周囲のストレッチをしておくことで、身体のぐらつきを抑えることが期待できます。
3つ目は、足でしっかり地面を踏ん張っておくことです。
前に踏み出している足は足裏全体で、後ろに引いている足は母指球で身体を支えておくことが重要です。しっかり踏み込んでおくことで、身体の土台が安定するとともに正しいフォームへと導いてくれるので、トレーニング効果も期待できるでしょう。
プロフィール
小松裕季(コマツ・ヒロキ)
メガロスゼロプラス恵比寿(フィットネス事業部パーソナル課)に所属。社内パーソナル教育担当
[記事協力]
・メガロスゼロプラス恵比寿(東京都渋谷区恵比寿南2-4-4 1F)
・公式サイト https://www.megalos.co.jp/ebisu/
<Text:編集部/Photo:メガロス提供>