フィットネス
2024年3月27日

お尻の筋肉「大臀筋」を鍛える筋トレメニュー11選 (4/4)

サイドキック

  1. 肩幅よりも少し広めに足を開く
  2. 膝を曲げて腰を落とす
  3. 体に対して真横へキックする
  4. 左右交互に繰り返す

立った姿勢から横に蹴り上げる「サイドキック」。バックキック同様、大きく蹴り上げてお尻の筋肉をしっかりと動かしていきましょう。

リバースプランク

  1. 仰向けの状態になる
  2. 肘を肩の真下につけて、上半身を持ち上げる
  3. かかとで支えながら足を伸ばし、下半身を持ち上げる
  4. そのままキープする

お尻を持ち上げると同時に、きゅっとお尻を締めるのがポイント。効かせたい部位にしっかりと力を入れていきましょう。

片手片足ストレートキープ

  • よつんばいの姿勢になる
  • 姿勢ををキープしたまま、対角にあるに手と足を伸ばしていく
  • 左右交互に行う

    片手片足ストレートキープのやり方1 よつんばいになる片手片足ストレートキープのやり方2 姿勢ををキープしたまま、対角にあるに手と足を伸ばす片手片足ストレートキープのやり方3 左右交互に行う

背中の中央にある筋肉「脊柱起立筋」から大臀筋、中臀筋と体幹を構成する筋肉の多くを鍛えることができるメニューです。バランスを崩さず、しっかりキープして行いましょう。

お尻を効率よく鍛えるポイント

トレーニングメニューを変える

ひとつの部位を鍛えるのに、同じ筋トレばかりしていては、刺激に慣れて効果が低下します。

楽にできるようになってきたら、トレーニングの原理原則に基づき、筋肉への負荷を高めてみましょう。そうすることで筋肉をより成長させることができます。

日常生活以上の負荷をカラダに与えなければ、トレーニングの効果は現れません。これを「過負荷の原理(オーバーロード)」といいます。また、トレーニングをしていてもいつも同じ負荷では、カラダが刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。カラダに変化を出すためには、つねに負荷を高めていくことが必要です。

筋トレ効果を引き出す「トレーニングの3原理&5原則」とは より

“トレーニングの種類を変えてみる”というやり方も効果的です。

動作をゆっくり行う

動作スピードによっても負荷を変えることが可能です。

ゆっくり動作を行う「スロートレーニング」は、3~5秒程度かけてカラダを動かし、3~5秒かけて元に戻るやり方です。

筋肉や関節などに対するケガのリスクが低くなる、筋肉を太くする効果が高いというメリットもあります。自重トレーニングで負荷が低いと感じる人は積極的に取り入れましょう。

トレーニングバンドなどで負荷を高める

トレーニングバンドやウエイトリスト、メニューによってはダンベルといった重りを装着して動作を行うと、負荷を高めることができます。

筆者プロフィール

和田拓巳(わだ・たくみ)

プロスポーツトレーナー歴16年。プロアスリートやアーティスト、オリンピック候補選手などのトレーニング指導やコンディショニング管理を担当。治療院での治療サポートの経験もあり、ケガの知識も豊富でリハビリ指導も行っている。医療系・スポーツ系専門学校での講師のほか、健康・スポーツ・トレーニングに関する講演会・講習会の講師を務めること多数。テレビや雑誌においても出演・トレーニング監修を行う。現在、さまざまなメディアで多くの執筆・監修を行い、健康・フィットネスに関する情報を発信している。日本トレーニング指導者協会(JATI-ATI)の認定トレーニング指導者
公式HP公式Facebook

<Text:和田拓巳>

1 2 3 4