フィットネス
2025年5月14日

「プランク=腹筋」ではない!本当に腹筋を割るために必要なこと (1/2)

腹筋などの体幹部の筋肉を手軽に鍛えられる筋トレ「プランク」。自宅で行なえる体幹トレーニングとして、初心者でも取り組みやすい人気&定番のメニューです。

プランクで腹筋は割れるのか?もちろん「確実に割れます」とは言えませんが、プランクで腹筋を割るためにはどうすればいいのか、トレーニング内容や注意点など、各専門家の回答を元に解説します。

「腹筋を割る最強プランクのやり方(動画)」については、フィットネスランニングトレーナーとして活躍する鳥光健仁さん監修のもと、トライアスロンや自転車競技などで活躍しているMIHOさんが実演。

紹介しているメニューのは、30秒×3セットのトレーニングです。動画を見ながら、ぜひ実践してみてください。

\動画で動きをチェック/

腹筋を割る最強の筋トレ「プランク」とは

プランクとは、うつ伏せになった状態で前腕と肘、そしてつま先を地面について、カラダを浮かせるエクササイズです。従来の上半身を起こす腹筋運動である「シットアップ」や「クランチ」に比べて、筋力がない人でも行いやすいところがメリットと言えます。

そのうえ、腰部へのストレスが少ないため、安全で効果的に腹筋を鍛えることができることで人気が高まりました。自重を使って効果的に行えるため、初心者でも行いやすい優れたエクササイズですが、正しくできていなければ効果は低くなってしまいます。簡単だけどフォームが大事、というのが体幹トレーニング「プランク」です。

「割れた腹筋」を作る最短ルートは?トレーナーが語る、最速で腹筋を割る方法

プランクで鍛えられる筋肉部位

腹筋群(腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋)

プランクで鍛えられる筋肉は、腹筋をメインに、体幹部分の筋肉を広範囲に鍛えることができます。シックスパック部分である「腹直筋」をはじめ、脇腹の「腹斜筋・腹横筋」群などの深層筋まで鍛えられ、サポート的に肩・背中・太もも・お尻などの筋肉も作用します。

プランクで腹筋を割るには、どうすればいいのか?

まず、腹筋を割るには、お腹についた脂肪を落とさなければ割ることはできない、というのがホントのところ。

なぜなら、下図の通り、腹筋は皮下脂肪の下にあります。内側の筋肉だけを鍛えても、皮下脂肪が落ちなければ、お腹を割ることはできないのです。

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