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CBDとは。効果と使い方、安全な選び方をメーカー開発担当者に聞いてみた

 近年、新たなリラクゼーションアイテムとして熱い視線を集めているCBD。「CBDオイル」などは耳にする機会も増えましたが、CBD自体、どんなアイテムなのか、安全性は問題ないのかなど、気になっている人も多いのではないでしょうか。都内では専門店やポップアップストアが設置されたり、ヨガなどのチルタイムに活用する人もちらほら見かけ、今後さらに知名度が高まっていくと予想されます。

 どんな成分なのか、心身にどんな影響を与えるのか。また安全性や市販のCBDの選び方についてなど、気になるポイントを、健康食品や医薬品などを製造・販売する株式会社ファイン健康食品開発課主任に聞いていきます。

CBDとは

──CBDは何からできていて、どんな特徴をもつ成分なのでしょうか。

「CBD(カンナビジオール)とは、大麻草に含まれる天然の化合物です。深い休息効果が期待される、今注目の成分です」

CBDは合法なの? 違法との境界線は?

──大麻草と聞くとびっくりしてしまいますが、活用しても問題ないのでしょうか。

「大麻草=違法であると思われがちですが、実は、大麻草の部位によっては日本でも流通が認められています。いわゆる『ハイ』状態のような精神作用を引き起こす成分THC(テトラヒドロカンナビノール)は大麻草の花穂や葉に含まれる成分で、日本では大麻取締法により使用が規制されています。しかし、大麻草の茎や種子に含まれるCBDは規制がなく、合法の成分です」

CBDに期待できる効果とは

──CBDにはどんな働きが期待できますか?

「CBDには深いリラックス効果があり、不安やストレスを緩和する効果があります。不安障害、睡眠障害のある方を対象とした臨床試験では、1日あたりCBD25mgを1カ月間摂取することで、約8割の方が『不安が軽減した』という報告があり、体感性の高さが注目されています(※)」

(※)参考文献:Scott Shannon et al.

精神的にハイになったりする?

──摂取すると気分が昂ったり、テンションが高くなるのでしょうか。

「前述の通り、ハイになる精神作用を引き起こすTHCに対し、CBDはその逆で、心身を穏やかにする効果がありますので、CBDによってハイになることはありません」

どんな味?匂いはある?

──味やニオイはありますか?

「CBD自体は匂いがなく、味はCBD原料特有の苦味があります。初心者は、CBDの風味と相性の良い柑橘系フレーバーのものをオススメします」

効果を感じやすい人、感じにくい人はいる?

──感じ方に個人差がありそうですが、作用が出やすい人、そうでない人など違いはあるのでしょうか。

「実は、人体の中にも内因性のカンナビノイドが存在します。内因性カンナビノイドはストレスから身を守り、心身を健康な状態に保つ役割を担っています。しかし、過度なストレスを受け続けると、その機能が劣化してしまいます。そのようなストレスを溜め込みやすい方にはCBDがオススメです。CBDは内因性カンナビノイドの働きを調節する機能がありますので、CBDを補うことで、もともと人の身体に備わっているストレス耐性機能を取り戻すことができます」

妊娠中や授乳中に摂取してもいい?

──妊婦さんも摂取してよいのでしょうか。

「妊娠中・授乳中の方に関しましては、十分な臨床研究が進んでおりませんので、摂取前にお医者さまと相談していただければと思います」

摂取を避けたほうがよいタイミングとは

──では、こんなときは摂取を控えたほうがいいというタイミングはありますか?

「休息成分ですので、運転前や運転中の摂取はお控えください」

CBD製品の摂取で考えられるデメリットや副作用とは

──まだ少し心配が残るのですが、摂取におけるデメリットなどはあるのでしょうか。

「世界保健機関WHOは2017年 CBD事前審査報告書にて『CBDは非常に安全で、幅広い容量で忍容性が良好である。公衆衛生上の問題も濫用の危険性もない』と報告していますので、安心してお召し上がり頂けるかと思います」

CBD初心者はどのタイプを買えばいい?

──CBDにはオイルやグミ、粉末、タブレットなどさまざまな種類がありますが、初心者はどれから購入するのがよさそうでしょうか。

「初心者の方には食品形態であるグミ、ドリンク、タブレットなど、手軽なものをオススメします」

しっかり効果を感じたい人はどのタイプがおすすめ?

──買うなら変化を実感したいという人には、どのタイプがおすすめでしょうか。

「速攻性を求める方には、消化器官を通さず口腔内での吸収することで効果の発現が早められるオイルタイプや、口腔内で溶ける崩壊型タブレットタイプがよいかと思います」

値段と濃度は高い方がいい?

──ちなみにCBD濃度が高くなるにつれ値段も上がっていきますが、やはり値段と濃度は高いほうがよいのでしょうか。

「CBDの国内市場拡大に伴い、CBD原材料の供給は安定しつつあります。そのような背景から、安価な製品も流通し始めておりますので、価格に関しては一概には言えません。CBDの濃度に関しては、CBDの最適な摂取量に個人差がありますので、まずは10mg程度の少量から始められ、お身体に合う量を調節しながら摂取できる製品をオススメします」

CBD製品はいつ摂取するのがいい?

──朝、昼、夜どのタイミングで飲むのがおすすめですか?

「リラックス効果がありますので、くつろぎタイム、仕事終わりのON・OFFの切り替え、おやすみ前などをオススメします」

記事協力
株式会社ファイン
健康食品・サプリメントを47年も前から研究開発・製造・販売をしている。自社製品については販売・製造・研究・検査まですべて自社で実施。
公式サイト https://corp.fine-kagaku.co.jp/
「CBDeep®」HP https://www.fine-kagaku.co.jp/s/cbdeep/

<Edit:編集部/Photo:Getty Images>

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