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2025年1月23日

筋肉痛でも筋トレするべき?やめたほうがいい?筋肉の修復を早めるコツ (2/3)

筋トレの筋肉痛を早く治す方法

つらい痛みを伴う筋肉痛は、できるだけ早く治したいですよね。ここでは、筋トレにおける筋肉痛の回復を促すケアについてご紹介します。

アイシングして炎症を抑える

運動直後に痛みがひどい場合は、痛みがある部位をアイシングして炎症を抑えましょう。

痛みが和らいだ後は血行促進もオススメ

その後は体を温めて血流をよくすると、筋肉疲労の回復が促されます。

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる、軽いストレッチで筋肉を緩めるなどは効果的です。また、しっかり眠って体を休めることも疲労回復につながります。

湿布や飲み薬も選択肢のひとつ

痛みが続いてつらい場合は、市販の湿布や飲み薬を使うのも痛みを緩和する方法のひとつです。その場合は、ビタミンB1が含まれるものなど、筋肉の回復を促す作用がある薬を選びましょう。

ただし、鎮痛剤の過度な服用は無理なトレーニングにもつながりかねません。よほど痛みがつらい場合など最小限にし、安静にして回復を待ちましょう。

タンパク質やビタミン類を摂る

筋肉痛があるときは食事で疲労回復を促すのもおすすめです。筋肉の材料となるタンパク質は、筋線維の修復に役立ちます。

肉や魚、牛乳などの動物性タンパク質のほか、豆腐などの大豆製品に含まれる植物性タンパク質もバランスよく摂取しましょう。

また、タンパク質の吸収をサポートするビタミンも大事な栄養素です。

エネルギー代謝をスムーズにし、筋肉の回復を促すビタミンB群や、コラーゲンの生成に関係し、疲労回復を促すビタミンCもバランスよく食事に取り入れましょう。

筋トレの筋肉痛は予防できる?

準備運動を行う

筋トレ前には、ストレッチなどの準備運動をしっかり行い、血行を促進して筋肉の柔軟性を高めてからスタートしましょう。

筋肉が硬直していると筋線維の断裂が起こりやすくなります。

いきなりキツい筋トレをしない

また、いきなり運動強度を上げると筋線維の損傷が起こりやすくなるので、筋トレの強度は徐々に上げるのがおすすめです。

筋トレ後はストレッチを行う

そして、筋トレ後はクールダウンのためのストレッチを行いましょう。筋肉が炎症して熱感がある場合はアイシングで冷却します。

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かって血流を促したり、軽いマッサージで筋肉をゆるめるのも疲労回復に役立ちます。

筋肉量が低下すると筋線維が細くなるため、小さな負荷でも損傷しやすくなります。筋肉痛を予防するためには、普段から運動の習慣を持ち、適度に筋力を保つことが大切です。

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