2023年6月22日

【タンパク質】食事だけで摂るのは「なかなか難しい」ワケ (1/2)

森永乳業株式会社が、たんぱく質をしっかり補給できる食品として「ギリシャヨーグルト」を挙げています。その理由は手軽においしくたんぱく質を摂取できるから。

同じ理由で、MELOSで記事監修を行った管理栄養士やトレーナーも、タンパク質補給に「プロテイン」を勧めています。

タンパク質は3食の食事で摂ればいいじゃない? と思うのはそうですが、意外と難しかったりもするのです。実例を交えて紹介していきます。

一日に必要なタンパク質の摂取量は?

タンパク質の必要量は体重によって変動します。たとえば体重60kgの場合、1日に約60g~120gのタンパク質が必要です。

また、運動やトレーニング量・内容によっても変わってきます。

1日3食、食事で摂ろうとすると……

1日3食で摂る場合、1食に約20gのタンパク質が必要となります。

この量を食材で摂ろうとすると、たとえば納豆で3~4パック、ツナ缶2缶が必要になります。卵だと3個、牛乳4杯、豆腐2~3丁、鶏むね肉(皮なし)100g、コンビニサラダチキン1パック。それを毎食です。

炭水化物や脂質も考慮すると、かなりの食事量になることが想像できます。

単品食べを避けていろいろな食材を摂るように、毎食、しかも長年続けるとなれば相当大変です。

たんぱく質の摂取、意外とハードルが高い

たんぱく質を食事から摂取できればそれに越したことはないですが、先述の通り、気になる点も多々あります。

まず栄養バランスが整った食事を用意するハードル。次に糖質と脂質量の調整。タンパク質を多く含む食品は、当然ですが糖質や脂質もついてきます。

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