2022年10月26日
睡眠負債を解消したい。ぐっすり眠れる関節ほぐしのやり方 (6/6)
●ペットボトルで肩甲骨ほぐし
ペットボトルや筒状の海苔の缶など転がるものを使った、肩甲骨ほぐしです。
1. 机などの上にペットボトルを置き、その上に腕をのせる。
2. 手を遠くに伸ばし、自然と肩甲骨が開くのを感じる。力任せに腕を伸ばしすぎないようにするのがポイント。
3. 肩甲骨が少し開くくらいで、戻す。左右共に緩んで緊張がとれるまで繰り返す。
「これらを行う際に重要なことは、意識をその部位に向けて、できるだけ力を抜いて小さく動かすこと。不眠解消には、副交感神経の働きをよくしてあげた方がいいので、大きい動きはNGです。続けることで小さな動きが自然とできるようになり、効果が得られるようになってきます。左右や回数は特に決まりはなく、楽になるまで続けてください」(黒木院長)
私もレッスンのときはよい姿勢を意識しても、長年のライター業でパソコンに向かっているとついつい猫背に。今回は、睡眠不足の改善はもちろん、仕事に家事に趣味に忙しい方々の疲れた身体をケアするのに役立つことばかり。体がしっかりケアできるので、仕事のパフォーマンスもアップしそうです。毎日頑張ったあとは、自分の身体に早速ほぐしを!
また、普段から緊張している人、身体の力を抜くことができない人もいます。自分では気づけないところもありますし、セルフケアと合わせて、プロに見ていただくのも大事ですね。
[取材協力]
飯田橋健美整体院
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<Text:大熊美智代/Edit&Photo:アート・サプライ>