2023年11月7日

「テストステロンが少ないと薄毛、ハゲになりやすい」ってホント? (1/2)

男性らしい体つきや、筋肉の成長、骨密度の維持など、さまざまな影響を及ぼすホルモン「テストステロン」。低下すると、性的機能や筋肉量、骨密度の低下、疲れやすくなるなどのデメリットが出てきます。

中でも気になるのが、テストステロンが減るとハゲる、抜け毛や薄毛といったAGA(男性型脱毛)の原因につながるというウワサ。これってホントでしょうか?

なかざわ腎泌尿器科クリニック院長・中澤佑介先生監修の「テストステロン、増やす方法はこんなにある!サプリや食べ物、おすすめの運動」から一部抜粋してご紹介します。

Q.テストステロンが少ないと抜け毛、ハゲになりやすいってホント?

A.薄毛の原因にはさまざまな要因があるので、テストステロンが関係していると一概には言えない

テストステロンの代謝産物であるDHT(ジヒドロステロン)は、AGA(男性型脱毛)の原因であると言われています。したがって、テストステロンの総量が多ければAGAの原因になる可能性はあります。

しかし、代謝に関わる5α還元酵素などさまざまな因子があるので、一概に言うのは難しいと思います。

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