
ウェルネスフード
2025年3月7日
発酵食品を食べ続けるメリットとは?栄養士イチオシは「この食べ物」 (2/3)
神原先生おすすめの発酵食品は「納豆」と「ヨーグルト」
神原さん:免疫力を高めたいのであれば、ヨーグルトと納豆が特におすすめです。毎日の食事に適切な量を取り入れましょう。
ヨーグルトは腸内環境を整える
神原さん:乳酸菌を含むヨーグルトは腸内環境を整えてくれるため、便通改善や免疫機能を正常に保つようにサポートしてくれます。
一日に200g(市販品の2カップ程度)を目安に取りましょう。
フルーツやオリゴ糖をプラスして食べるとさらに効果的。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、食物繊維やオリゴ糖を餌にして増殖するためです。
なお、食後がおすすめです。空腹時にヨーグルトを食べた場合、胃酸により乳酸菌が死んでしまう可能性があるためです。
納豆には「血流改善」の効果も!
神原さん:納豆には「血液をサラサラにする」「免疫力を高める」効果があると言われています。
納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」という成分が血液をサラサラにします。血流が改善されると、自律神経のバランスが整い、免疫力アップにつながります。
一日1パック(50g)程度にしましょう。
「納豆」の栄養と効果的な食べ方。ダイエットにいい? 食べ過ぎるとどうなる? 高タンパク質な食べ合わせも解説[栄養士監修]
なお、納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は熱に弱いので、加熱せずそのまま食べましょう。たんぱく質の摂取を目的としている場合は、加熱して食べてもかまいません。
朝に食べれば体温が上昇し、冷えの改善、代謝アップなどの効果が期待できます。ビタミンB6を含むニンニクをすりおろして、納豆に加えるとたんぱく質の吸収率も高まります。