トマトジュースに期待できるメンタルへの効果とは?イライラや憂うつ、ストレス緩和にオススメの飲み物です (1/2)
なんだかイライラしやすい、気分が晴れない、そんな日が続くと、心と体のバランスが少し崩れているサインかもしれません。
実は、朝食の定番であるトマトジュースには、リラックスに関わる成分が含まれています。
もちろん飲むだけで悩みがすべて解決するわけではありませんが、トマトジュースがメンタル面のサポートとして注目される理由はいくつかあります。ミサクリニック六本木本院 院長で美容皮膚科医・寺井 美佐栄先生監修のもとお届けします。
なぜトマトジュースがストレスに効果的と言われるのか
トマトジュースがメンタル面によいといわれる背景を見ていきましょう。
GABAによるリラックスサポートが期待される
トマトに比較的多く含まれるGABAには、心身をリラックスさせる働きが報告されています。GABAを含む商品の中には、機能性表示食品として「一時的な精神的ストレスを軽減する」という表示が届け出られているものもあります。
GABAが自律神経の働きに関わり、交感神経の高ぶりを抑えることで、こうした作用につながると考えられています。
リコピンによる抗酸化作用への期待
強いストレスにさらされると、体内では活性酸素が増え、酸化ストレスと呼ばれる状態になりやすいことが知られています。トマトジュースに豊富に含まれるリコピンには、強い抗酸化作用があるため、こうした体への負担をやわらげるサポートが期待されています。
ただし、これはあくまで体への負担を軽減する話であり、心の状態そのものを直接変える効果が証明されているわけではありません。
飲む習慣そのものが気分転換になることも
温かい飲み物をゆっくり味わう時間そのものが、気持ちを落ち着けるきっかけになることもあります。
忙しい合間に一杯のトマトジュースで小さな休憩を取ることは、成分の効果とは別に、気分転換として大切な役割を果たしているといえるでしょう。
トマトジュースはセロトニンを増やすってホント?
「トマトジュースがセロトニンを増やす」という情報を見かけることがありますが、この表現には少し注意が必要です。
トマトジュースに含まれるGABAは、心身のリラックスをサポートする働きが報告されている成分です。しかし、GABAを摂取することでセロトニンが直接増えることは、現時点では十分に証明されていません。
セロトニンの分泌には、日光を浴びることやリズム運動、十分な睡眠、バランスのよい食事など、さまざまな生活習慣が関わっています。
トマトジュースは健康的な食生活の一部として取り入れやすい飲み物ですが、「飲めばセロトニンが増える」と単純に言い切れるものではありません。セロトニンを意識するなら、食事だけでなく生活習慣全体を整えることが大切です。
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