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なぜブロッコリーは筋トレ民に人気?栄養素、効果的な食べ方、1日の摂取量、料理のコツを栄養士に聞いてみた (2/3)

栄養素から考えた筋トレ×ブロッコリーのメリット

 生のブロッコリー可食部100gあたりの主な栄養成分は、以下のとおり。低カロリーで高タンパクなうえ、多くの栄養素がバランスよく含まれている。

▲生のブロッコリー可食部100gあたりの主な栄養成分
(科学技術庁資源調査会編「五訂日本食品標準成分表」の数値をもとに筆者作成)

このほかにビタミン類では、糖分を分解するビタミンB1、脂質の分解をサポートするビタミンB2、筋肉を合成させる栄養素のビタミンB6も含まれる。これらは筋トレするトレーニーにとって欠かせない栄養素だ。

 また、骨を育てるカルシウムが多いのも筋トレには必須。骨には筋肉を動かす働きもある。しかし、カルシウムの取りすぎは高血圧などの原因となる「カルシウムパラドックス」状態を引き起こすことも。これを解消するには、マグネシウムをカルシウムと一緒に摂取するのが効果的なのだが、ブロッコリーにはマグネシウムの含有量も多く、まさにパーフェクト!

 ブロッコリーは可食部とされる房(つぼみ)の部分だけではなく、茎(芯)も房同様に栄養があり、ビタミンCは房よりも多く含まれるほどで、茹でても失われにくいのが特徴。さらに注目の成分のスルフォラファンが含まれているが、これは解毒作用を高めて有害物質を体外に排出させる効果がある。むくみを抑え、引き締まったカラダやアンチエイジングに有効で、胃がんの原因になるピロリ菌を殺菌する効果も。マッチョは健康にも気を遣うのである。

おいしいブロッコリーの選び方と保存方法

 ブロッコリーは晩秋の11月頃から春先の3月頃までが本来の旬だが、収穫時期をずらしながら通年で流通している。うれしいことに1年中食べられるのだ。ならば、せっかくならおいしいブロッコリーを食べたい。選ぶ際の見分け方やチェックポイントは?

「つぼみが密でまん中が盛り上がっているもの。それと、つぼみが紫色になっているブロッコリーを見つけたら即買い必須です。これはポリフェノールのひとつアントシアニンが含まれている証で、栄養、味ともにお得です」(赤石さん)

 最近の研究で、ポリフェノールが筋肉量を殖やす効果が期待できるという発表もあり、つぼみが紫のブロッコリーは要チェックだ。では、保存方法のコツは?

「日に日にビタミンCが失われるので、保存する場合は、ブランチングしてからの冷凍保存がお勧めです」(赤石さん)

 ブランチングとは、野菜を冷凍保存する際に行なう加熱処理のこと。ポイントは固めに茹でること。ビタミンCなど水溶性の栄養素をできるだけ損ないたくないという場合は、電子レンジでの加熱がオススメ。600Wの電子レンジなら、100gにつき1分30秒〜2分でOK。また、普通サイズのブロッコリー1株(200g)なら3〜4分が目安だ。

次ページ:ブロッコリーの栄養素がしっかり摂れる調理方法

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