プロテイン、どの種類をいつ飲むのがおすすめ?効果的な飲み方とは (1/5)
アスリートや筋トレをする人だけでなく、ダイエットをする女性でもプロテインを飲んでいる人が増えました。
とくにSAVAS(ザバス)はコンビニでも売られているため、食事で不足しがちなたんぱく質を補う目的で飲んでいる人も多いでしょう。
そんなプロテインですが、たくさんの種類とメーカーがあります。「いつ飲めば効率的?」「どの味がおいしいの?」「1日にどれくらい飲めばいい?」などの疑問を、管理栄養士やトレーナー陣に伺い、まとめました。
プロテインとは
プロテインとは、三大栄養素のひとつ「たんぱく質」を指します。
たんぱく質は多くのアミノ酸の結合によって作られ、すべてのたんぱく質は20種類のアミノ酸が結合してできています。
たんぱく質の役割
たんぱく質は筋肉を作るだけでなく、血液や筋肉、骨や臓器、皮膚、髪、爪などの材料となる主要な成分で、体重の1/5を占めています。
体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行ない、微量のエネルギー源にもなっています。
プロテインの種類は大きく分けて3つ
ホエイプロテイン
牛乳を原料とした動物性プロテイン。吸収速度が速いことが特徴で、筋肉づくりに効果が高いとされます。そのため、一般的に販売されている多くの商品はこのホエイプロテインです。
ホエイプロテインには、精製度合いによって「WPC(ホエイプロテインコンセントレート)」と「WPI(ホエイプロテインアイソレート)」に分かれます。
WPC(ホエイプロテインコンセントレート)
多く流通し、値段もリーズナブル。たんぱく質の含有率は約70%程度。
WPI(ホエイプロテインアイソレート)
値段は高めだが脂質や糖質はWPCより低め。たんぱく質含有率は約90%程度。ストイックに糖質制限や脂質制限をしている人や、乳製品を摂取するとお腹が緩くなる人にもおすすめ。
ソイプロテイン
大豆から作られている植物性プロテインです。大豆に含まれるイソフラボンが摂取でき、吸収速度がゆっくりで、脂質も低いためダイエットにも活用されます。
ほかにもエンドウ豆を使ったピープロテインや、牛肉から作られたビープロテインなど、さまざまな種類が登場してきています。