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偏平足・開張足向け、インソール(中敷き)の選び方とテーピング術

 筋トレやウォーキング、ランニングなどさまざまな運動があるなか、足・脚の痛みを抱えていませんか。足の甲や膝、かかと、スネなどの痛みを抱えていると、モチベーションも下がってしまうものです。こうした痛みは、もしかしたらインソール(靴の中敷き)で解決できるかもしれません。今回は、足の構造やインソール、テーピングについて詳しくご説明しましょう。

「足」と「脚」の違い

 「足」と「脚」はどちらも訓読みで「あし」と読みますが、「足」は足首より下のカカトやつま先側を指す言葉。一方で「脚」は、足首よりも上の骨盤までを指します。この違いを知った上で、足裏の構造について見ていきましょう。

足のアーチが潰れるとどうなる?

 足のアーチは2つあります。

縦のアーチ

 一つ目のアーチは、土踏まずを形成している「縦のアーチ」。これは誰もが知っているアーチでしょう。足型を撮ると土踏まずがない(アーチがない)足を「偏平足(へんぺいそく)」と呼びます。偏平足には、アーチが伸びて潰れてしまっているタイプと、アーチが筋肉で隠れているタイプがあります。後者は運動能力が高いタイプですが、前者は疲れやすく、足・脚が痛くなりやすいタイプです。

横のアーチ

 二つ目のアーチは、母趾球(親指の付け根裏の膨らんでいるところ)から小趾球(小指の付け根裏の膨らんでいるところ)にある「横のアーチ」。これは、一般にあまり知られていない横のアーチです。ここのアーチがなくなった足を「開張足(かいちょうそく)」と呼びます。やはり足や脚に疲れが溜まりやすく、痛みも出やすくなります。

 アーチが潰れてしまったことで起こる疲れや痛みは、大抵はその人にとって一番弱い場所に出ます。足裏やかかと、スネ、ふくらはぎ、あるいは膝など実にさまざまです。

足・脚がダメージを受けやすいシチュエーションは?

体育館などの硬い床、古いシューズで競技を行う

 体育館で行う競技は床が硬いため、足や脚がダメージを受けやすいでしょう。また、シューズを少し使い込んだり、また古くなったりしてくると、クッション性が低下して足(脚)にダメージを負ってしまいます。とくに筋肉や骨の弱い子どもは、すぐ症状として出てきてしまうでしょう。

硬い道路を走る

 道路を走るランナーもダメージを負いやすい環境にあります。道路は水はけをよくするため、道路中央が盛り上がって端が下がっています。そのため、道路の左側を長く走っていると、左足の親指側と右足の小指側が磨り減るのが早くなるのです。

 このような場合、その度にシューズを変えるとなると費用は莫大です。そのため、シューズが壊れていないようならインソールで補うのがおすすめです。

インソール選びのポイント

クッション性ではなくアーチを保つ構造のものを選ぶ

 インソールはクッション性だけで選ばず、前記した2つのアーチを保つ仕組みを持った構造のものを選ぶとよいでしょう。クッション性だけを目安にしても、最初は気持ちよく動けるかもしれませんが、体重によってつねに潰されているため、クッションはすぐダメになってしまいます。少し値段は高くなりますが、構造を重視するほうがよいでしょう。

 インソールを買いに行くまでの間は、テーピングで凌ぐのもひとつの方法です。固定を目的とした伸び縮みしないホワイトテープではなく、伸び縮みするキネシオテープが適するでしょう。足のアーチをサポートする貼り方を紹介しておきます。

関連記事:スポーツ時の怪我や疲れ予防に!テーピングの効果・種類・注意点

足のアーチをサポートするテーピングのやり方

 「縦のアーチ」を作る貼り方

 足の小指の甲側からスタートし、外側の足裏を通って土踏まずに行きます。そして、土踏まずを高くするように強く引っ張り、足首の上くらいまで引っ張って終わるテープです。かなり強く貼った方がよいでしょう。

 「横のアーチ」を作る貼り方

 親指の付け根の甲側からスタートして母趾球→小趾球を通り、小指の付け根の甲側で終わるテープです。注意点は、軽くアーチができるように貼ってあげること。強く引っ張ると痛くなるため気をつけましょう。

関連記事:足の裏も筋トレで鍛える。「足裏が痛い、疲れる、踏ん張れない」を改善する簡単エクササイズ

[筆者プロフィール]
赤堀達也(あかほり・たつや)
1975年生まれ。静岡県出身。小中学校・大学でバスケを指導し、小・大で全国出場、公立中学で県Best4 に入るなどの実績を残す。最高は全国準優勝。選手育成は独創的理論による論理的指導で行い、新体力テストが最低水準校で県大会優勝、高校時代に日の目を見ない大学の選手で東海1部に昇格した。また幼児・高校の体育も行い、全年齢の子どもに携わる。現在は群馬医療福祉大学で教鞭を執り、幼児の体育・健康の授業や研究を行っている。また学校における働き方改革の部活動問題の解決に向け、社会体育クラブを設立・活動している。
[HP] https://mt-a.jimdo.com

<Text:赤堀達也/Photo:Getty Images、編集部>

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