
オーツミルクとは。栄養と効果的な飲み方、牛乳や豆乳との違い|マッスルデリ管理栄養士が解説 (1/2)
- 健康
- 2022年12月19日
体を鍛えている筋トレ民も、細くなりたいダイエット民も、時には食べすぎ、飲みすぎることもあるでしょう。どうやったらリカバリーできるのか。
ボディメイクを食事面からサポートする「Muscle Deli(マッスルデリ)」の管理栄養士・瀧川みなみさんに、よくあるギモンを聞いてみました。
牛乳、豆乳のほかに選択肢として注目を集めている食品「オーツミルク(オーツ麦ミルク)」。どんな飲み物で、どんな特徴があるのでしょうか。
Q. 最近よく聞く「オーツミルク」とは、どんな飲み物ですか?牛乳や豆乳とはどう違うのでしょうか。メリットデメリットがあれば教えてください。
A. オーツミルクは、オーツ麦から作られた植物性のミルクです。栄養分をはじめさまざまなメリットがあります。
オーツミルクとは、オーツ麦(オート麦)から作られた飲料のことです。
現在では、スーパーなどで牛乳、豆乳、アーモンドミルクなどと並んで販売されているのを目にした方もいるのではないでしょうか。素材がもつ自然な甘みと濃厚でクリーミーな口当たりが特徴です。
ミルクは、おおきく動物性と植物性に分けることができます。牛乳は、乳牛から搾乳されて加工される動物性のミルクです。
それに対し、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクは穀物または種実を絞って作られるので、植物性のミルクとなります。
各ミルクの違いは、原料です。以下に種類別の原料をご紹介します。
- 牛乳:乳牛
- 豆乳:大豆
- アーモンドミルク:アーモンド
- オーツミルク:オーツ麦
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オーツミルクを牛乳の代わりにした場合のメリット
オーツミルクを牛乳の代わりとして飲んだ場合のメリット・デメリットについてお話します。まず、栄養的なメリットとしては以下の3点です。
- 牛乳よりも脂肪分が少なく低カロリーで、他の植物性ミルクと比べて食物繊維含有量が多い
- 乳糖不耐症や乳アレルギーの方でも摂取することができる
- 牛乳と比べ、製造のプロセスで生じる環境への負荷が小さい
ひとつずつ解説していきます。