フィットネス
2024年6月7日
スクワットの効果が出ない「効かないやり方」とは。ダメなやり方、正しいやり方 (1/4)
スクワットは下半身の代表的なトレーニングなので、家で行う筋トレメニューとして行っている人も多いでしょう。
しかし、姿勢やフォームなどを正しく行うことは意外と難しく、間違った方法で行うと、膝や股関節、腰を痛めたり、トレーニング効果が半減してしまうことも。
今回は、運動が苦手な人も安全に行うことができる「正しいスクワットのポイント」をご紹介します。
よくある間違ったスクワットの姿勢
膝から動いている
まずスクワットの間違いで多いのは、膝から動くこと。
膝を曲げ伸ばしするだけの、ただの屈伸運動のようになっている人がいますが、それはNGです。
すべての動きは「股関節」から始まります。イスに腰かけるのと同じで、お尻を後ろへ突き出すように股関節から動きます。
初めてスクワットをする人、正しいスクワットがわからない人は、イスに座る姿勢チェックから行ってみてください。
イスに座り、イスから立つ動作のチェックです。パーソナルトレーニングでも、このような座り方、立ち方の指導をしていきます。
膝がつま先より前に出ている
骨盤が後ろに傾いた、いわゆる猫背の姿勢になっています。
このタイプの人は、ハムストリングス(太もも裏の筋肉)や大殿筋(お尻の筋肉)が硬く、膝や足首などの関節に負担をかけるスクワットをしていることに。
ハムストリングスが硬く膝が前に出やすい人は、ストレッチをしておくとよいでしょう。