初心者向け腹筋トレーニング。膝をついて、無理なく筋トレ
体を鍛えようとしても、高負荷なトレーニングは続けるのが大変。自分に適切な負荷のトレーニングを選び、継続していくことが大切です。
今回は膝をついて体への負担を軽減する、比較的に負荷の軽いトレーニングをご紹介。各種目の正しいやり方やフォームを、動画を見ながらチェックしてみてください。
\動画で動きをチェック/
①膝つき腕立て伏せ
上腕三頭筋や大胸筋を鍛える筋トレ「腕つき腕立て伏せ(プッシュアップ)」。一般的な腕立て伏せより負荷が小さいため、腕立て伏せが苦手だという人は、まずは膝をついた腕立て伏せから行なっていきましょう。
正しいやり方
1. 腕立て伏せの姿勢になる。両手は肩幅よりも大きめに広げて床につける。
2. 膝をついて足は浮かせる。
3. 肘を曲げ、床に胸がつくくらいまで体を下げていく。
▲背中を丸めずに背中にも力を入れる
4. 一瞬キープし、再び体を持ち上げていく。
実施回数
10回
ポイント
・背中は丸めたり反ったりせずまっすぐをキープ
鍛えられる筋肉(場所)
・上腕三頭筋
・大胸筋 etc…
②膝つきプランク
腹筋を鍛える体幹トレーニングメニュー「プランク」。正しいフォームとやり方で行うとかなりきつい種目です。今回紹介するのは、膝をついた状態でトレーニングをする「膝つきプランク」です。膝をつくぶん、負荷が軽めなので筋トレ初心者にもおすすめのメニューです。
正しいやり方
1. 両肘を肩の真下につく
2. 膝をついて足は少し開いた状態で安定させる
3. 膝をついた時に上半身を持ち上げる
▲おへそを覗き込み、腹筋を意識する
実施回数
30秒
ポイント
・呼吸を止めない
・肩が力まないようにして、肩甲骨を少し外側に広げる
・足を下げない
鍛えられる筋肉(場所)
・腹直筋
・腹横筋 etc…
③「腹筋ローラー(膝コロ)
効率的に腹筋を鍛えることができるトレーニング器具「腹筋ローラー」。正しい使い方で鍛え続けることで、腹筋がバキバキに割れた“シックスパック”を手に入れることも夢ではありません。しかしやり方を間違えると、腰などに負荷がかかって腰痛の原因になるなど、ケガの危険性もあります。
正しいやり方
1. 膝を床につけて上体がブレないようにしっかりと固定する
2. おへそを覗き込むイメージでお腹を丸めていく
3. 反動を使わないでゆっくりと転がしていく
実施回数
5回
ポイント
・上体がブレないように膝の位置は固定する
・反動は使わないようにおへそをのぞきこむイメージで
・限界まで腕を前に伸ばす
・フォームを崩さないよう、疲れたらいけるところまで
鍛えられる筋肉(場所)
・腹直筋
・腹斜筋
・脊柱起立筋
・上腕三頭筋
・広背筋 etc…
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鳥光健仁(とりみつ・たけのり)
フィットネスランニングトレーナー。1991年生まれ、千葉県出身。出張パーソナルトレーナー、SUUNTO 5 アンバサダー、VX4アドバイザリー、HOKA ONE ONE サポート。
(株)BOOST(https://boost-inc.jp/)マネジメント契約
<Text:MELOS編集部>