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子どもの教育からエクササイズまで、ダンスの魅力とは?【Q-TAROが語るダンスの楽しみ方(後編)】

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 2001年に日本のストリートダンスの頂点を決める「JAPAN DANCE DELIGHT」で優勝し、現在はテレビ番組やミュージック・ビデオの振り付けなども手がけながら、後進の指導にも励むQ-TAROさん。

《前編はこちら》
・[前編]恋ダンスや恋チュンでブームの「踊ってみた」、まず何から始めればいい?

 一方で、最近では学校の授業でダンスが必修化されたこともあり、子どもにダンスを教える機会も増えたという。NHK Eテレの「えいごであそぼ」、ドラマ「のだめカンタービレ」のおなら体操など、子ども向けの振り付けも多く手がけているというが、子どもに楽しく踊ってもらうときのポイントとはなんなのだろう?

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子どもが夢中になるダンスの“四大要素”とは?

「子どもたちが絶対に踊りたくなる要素というのがあるんです。“ジャンプ”、“回る”、“走る”、あとは“止まる”ですかね。例えば、『おかあさんといっしょ』の“ブンバ・ボーン!”の体操にも、こういう要素は必ず入っているんです」

 Q-TAROさんによると、これらの要素を組み合わせることで、子どもから大人まで楽しく踊れるダンスになるという。中学生のダンスの授業には、ぜひとも取り入れてほしいところだ。

 ただ、授業では基本的には体育の先生がダンスを教えているため、あまり積極的でない学校では、アイドルが踊っているビデオを見て終わりというところもあったとか。こうした状況に対してQ-TAROさんは、「先生たちがダンスは難しいと、自分の中でハードルを上げている」と話している。

「例えば、ダンスの基本だけを覚えて、それを教えるのでもいいと思うんです。体育でサッカーを教えますけど、その先生がサッカー選手だったわけじゃないですよね。先生よりサッカーの上手な生徒だっていたと思います。もっとラフに考えてもいいんじゃないか……、それが僕の持論です」

 Q-TAROさんはワークショップを開き、ダンスの指導を行うこともあるが、その参加者はかつての2〜3倍に増えているとか。まずは、このようなイベントなどに参加させて、ダンスを体験してもらうというのも、子どもに楽しく踊ってもらうための選択肢になりそうだ。

「踊っていれば体をキープできる」。筋トレいらずのダンス・エクササイズ

 ダンサーというと筋骨隆々としている一方で、故障も多いという印象がある。Q-TAROさんの場合、日ごろの身体のケアはどのように行っているのだろうか?

「ダンサーが一番痛めるのは腰と膝。先輩のお話を聞いても、みなさんその道を通ってきたと言っています。実は僕、身体がめちゃめちゃ硬いのに、あまりストレッチをやってこなかったんですよ。まめにしているのは、足と一緒に腰をひねるという、基本的なストレッチくらいですね」

 実は、世界一になったダンサーの中にも、身体の硬い人は意外といるらしい。“ダンサー=身体のやわらかい人”というわけではなさそうだ。さらに、最近ではストレッチとは別に、身体をキープするための筋トレとランニングにも取り組んでいるという。

「筋トレをやっているのは、踊るための筋肉を維持するため。ランニングは9月に電撃チョモランマ隊の25周年ライブがあるので、それに向けて体力をつけるためです。最近振り付けの仕事が増えてきて、自分で踊る機会が以前より減ってきました。でも、本当はずっと踊っていれば、自然とダンスのための筋肉と体力がつくんです。20代の頃は筋トレをした記憶なんてないですよ」

 踊っていれば身体の状態をキープできる。これもダンスの魅力のひとつかもしれない。

「“心も身体も健康になる。それが自分のダンス”というのが僕のモットーです。おかげさまで今のところ健康です。ダンスをやったことで白血病が治ったという小学生の女の子も知っていますよ。みんなもっと踊ればいいのに(笑)」

 モノよりコトと言われる今の時代、ダンスは気軽に参加できるエンターテインメントとして、仲間とのコミュニケーションツールとして、これからも注目を集めていくだろう。それは、楽しく心と身体の健康を維持できるものとして、子どもから大人までが日常的に取り組める可能性を秘めている。

《前編はこちら》
・[前編]恋ダンスや恋チュンでブームの「踊ってみた」、まず何から始めればいい?

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[プロフィール]
Q-TARO(キュータロー)

今年で25周年を迎える「電撃チョモランマ隊」のリーダー。NHK 連続テレビ小説「瞳」にモボ役として出演。 劇中登場の“まゆげネコダンス”や、フジテレビ「のだめカンタービレ」の“おなら体操”のほか、「RIP SLYME」「TOKIO」「及川光博」「KEYTALK」などのアーテストへの振り付けを担当している。ダンスイベントでは MCや審査員としても活躍。チームメンバーであるEBATOとの「ダンスコント」では、ダンスに笑いの要素を融合させ、新しいダンス エンターテインメントを形づくる

<Text:江古田透(H14)/Photo:寺内康彦/Studio:ART SPACE BAR BUENA>

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