トレーニングマシンの名前・種類・使い方一覧|筋トレ&ジム初心者へ (1/3)
フィットネスジムに行くと、さまざまなトレーニングマシンが並んでいます。ジム初心者だと、まずどんな器具があり、どのような種目ができて、どの筋肉部位を鍛える効果があるのか把握できないことも。
今回は、スポーツジムにある代表的な有酸素運動マシンと筋トレマシンをピックアップし、名称と使い方を解説していきます。
ジムにある有酸素運動マシン【名前・種類・使い方】
ランニングマシン(トレッドミル・ルームランナー)
屋内でランニングやウォーキングを行うためのフィットネスマシン。有酸素運動によって、持久力や心肺機能の強化が期待できます。
速度や傾斜などは自由に調節でき、一定ペースを身体に覚えさせたり、悪天候時のランニングとして使用することが可能です。
●ランニングマシンの効果的な使い方
アプリやスマートウォッチなどで目標心拍数を出し、それをキープできる強度設定にしましょう。傾斜は1~3%程度つけ、歩幅は大きめに、軽く腕を振るフォームで行うとさらに効果的です。
フィットネスバイク
自転車型のフィットネス器具。自由に負荷を与えることができ、それがペダルの重さとして表れます。
ランニングマシンと同様、雨の日でも問題なく持久系トレーニングを行えるほか、ランニングよりケガのリスクが少ない点が魅力です。
●フィットネスバイクの効果的な使い方
運動していて隣の方と楽に話せるぐらいの強度で、長時間運動できるペースが最適となります。
人間のカラダは運動強度によって利用されるエネルギー源が異なります。ペダルを重くしたり、すばやく漕いで息が切れるような運動は、糖質の利用が多くなり、脂肪燃焼効果が期待しづらいのです。
逆に、酸素をたくさん取り込むような運動を長時間行うと、利用されるエネルギー源が糖質から脂肪へシフトするので、脂肪燃焼効果が期待できます。
クロストレーナー
ハンドルを握って、ペダルとともに前後へ動かすマシン。
ハンドルとペダルは連動しているため、ハンドルは必ず握る必要はありませんが、ハンドルを握って上半身を一緒に動かすことで運動量が増し、よりカロリーを消費できます。
●クロストレーナーの効果的な使い方
ランニングマシンとの違いは、地面に着地する際の衝撃がないこと。地面からの衝撃を受けないので、関節に対して少ない負担で行うことが可能です。
また、上半身のバーを力強く意識して動かせば、ランニングマシンよりも上半身を鍛える効果があるといえます。
単にダイエット目的であれば、ケガのリスクが少ない点でランニングマシンよりもオススメです。
ステップマシン(ステアクライマー)
階段の上り下りのように、体を上下に動かすことで下半身を運動させるマシンです。
有酸素運動のため、持久力アップを目指せます。上半身の姿勢を保つようにすると、体幹強化にも効果が期待できるでしょう。
続いて、ジムにある筋トレマシンを紹介していきます。